ふとサイトのフッターを見ると、コピーライトの年が昨年のままになっていました。
WordPressのコピーライトは自動で更新されると思っていたのでびっくりです。
管理画面から変更できないか見てみたんですが、なかなか見つからなかったので自分でPHPファイルをかまって自動更新されるようにしてみました。
ほぼコピペだけで誰でも使えるコードなので試してみてください。
WordPressのコピーライトを自動更新
今回紹介するコードを使うと、
©2016-2017CooNelNel
といった感じに表示されます。
とてもシンプルですが、コピーライトの記述はこれでOKです。
それではコードを見てみましょう。
<?php
$startyear = "2016";
$latestyear = date("Y");
$sitename = get_bloginfo('name');
echo "©{$startyear}-{$newyear}{$sitename}";
?>
プログラム中の変数は下記を表しています。
- $startyear ・・・ ブログを開始した年
- $latestyear ・・・ 最新の年
- $sitename ・・・ サイトの名前
「$startyear」はサイトを開設した年が入るので、「2016」の部分はそれぞれ置き換えて使ってください。
「$latestyear」はdate関数で最新の年を取得しています。
これで自動的に年を更新してくれるようになります。
「$sitename」には、get_bloginfo関数を使ってサイト名を取得し代入しています。
最後はecho文で、変数を利用しコピーライトを出力しています。
「©」はHTMLの特殊文字で、web上では「©」で表されます。
WordPressのテーマによって、記述されているPHPファイルの内容が異なると思いますが、大抵は「footer.php」というフッターを構成しているPHPファイルの中を見れば、コピーライトの記述が見つかると思います。
もともとコピーライトがあった箇所に上書きするか、コメントアウト後に追記するなどしてコードを組み込んでみてください。
記述の際は、PHPのルールに従わないとエラーが起きてサイトが上手く表示されなくなることもあります。
PHPファイルを操作する際は、念のためテキストエディタ等にコピーを取るなどのバックアップをしてからやりましょうね。
バックアップさえあれば、最悪おかしくなってもすぐにもとに戻すことが出来ますよ。
WordPress get_bloginfo関数
get_bloginfo関数は、WordPressのサイト情報を扱うための関数です。
管理画面で始めに設定したような情報を呼び出すことが出来ます。
使えそうなものを簡単に紹介しておきます。
- get_bloginfo(‘name’) サイト名を取得
- get_bloginfo(‘description’) サイトのキャッチフレーズを取得
- get_bloginfo(‘url’) サイトのurlを取得
- get_bloginfo(‘stylesheet_url’) CSSファイルのurlを取得
- get_bloginfo(‘admin_email’) 登録したメールアドレスを取得
最後に
コピーライトの自動更新はとても単純なプログラムで行えます。
今回使ったget_bloginfo関数のように、WordPress特有の関数を覚えることでカスタマイズの幅が広がります。
PHPの基本知識に関しては過去の記事で紹介してますので、こちらも参考にどうぞ。