PHPプログラム内で日時を取り扱う方法を紹介します。
自動で日時を取得できるのはとても便利です。
webページ内でリアルタイムの日時を表示するくらいのことなら、誰でもすぐにできるようになると思います。
PHP 日付と時刻
まずは、簡単に日時を取得するための関数を紹介します。
date()関数
日付や時刻を扱うときは、date()関数を使います。
これが一番単純な方法です。
よく使われる引数はこちらをご覧ください。
引数 | 意味 |
H | 時(00~23) |
h | 時(01~12) |
G | 時(0~24) |
i | 分(00~59) |
s | 秒(00~59) |
Y | 年(4桁) |
y | 年(2桁) |
F | 月(英語) |
m | 月(01~12) |
n | 月(1~12) |
d | 日(01~31) |
j | 日(1~31) |
l | 曜日(英語) |
実際にいくつかを組み合わせて使ってみたいと思います。
日付
このコードで今日の日付を取得し出力することが出来ます。
<?php echo date('Y年n月j日'); ?>
ブラウザでは、「2017年3月13日」のような形で表示されます。
時間
現在時刻を取得するコードはこんな感じです。
<?php echo date('H時i分s秒'); ?>
ブラウザでは、「2時10分52秒」のような形で表示されます。
単純にリアルタイムの日時を取得するだけなら、たったこれだけのコードで可能です。
getdate()関数
続いてgetdate()関数です。
これの関数は配列に日時のデータを格納することが出来るので、プログラム中に日時の値を組み込みたい際はdate()関数よりも扱いやすいです。
配列のキーはこちらをご覧ください。
配列キー | 意味 |
year | 年 |
mon | 月 |
mday | 日 |
wday | 曜日 |
hours | 時 |
minutes | 分 |
seconds | 秒 |
最後に
実際に使う機会は意外と少ないと思いますが、覚えておいて損はないと思います。
実は、前にコピーライトの日付を自動更新させるコードを紹介した時にもdate()関数を使っていました。
今回紹介したdate()関数の引数をもとに、自分なりにアレンジしてみるのもいいかもしれません。