日本で本物の「エキストラバージンオリーブオイル」を手に入れるには？

最近は日本でも「オリーブオイル」が好んで使われるようになっていますね。日本は食文化にこだわりを持ちながらも、海外の文化も柔軟に受け入れるので、各国の美味い料理が適度に浸透しています。

そんなオリーブオイルなんですが、皆さんは本物と偽物の区別出来てますか？

今回はオリーブオイル好き必見の内容となっています。料理がもっと楽しくなりますよ！

オリーブオイルの種類

オリーブオイルは大きく分けて「バージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類に分けられます。

これに関しては色々と勘違いをしている人が多いので、まずは両者の違いを最初に知ってもらおうと思います。

「バージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」はまず製法が違います。

簡単にいうと、バージンオリーブオイルはオリーブ100％の純粋なオイルで、ピュアオリーブオイルは他のものとブレンド調整したオイルということです。

ピュアと聞くと勝手に純度100％のイメージを持ってしまいますが、実はそうではなく、バージンオリーブオイルの方がオリーブの果実そのものだということを理解しましょう。

両者の成分を比較すると、バージンオリーブオイルの方が健康への効果が大きく期待されています。

だからと言って、バージンオリーブオイルがピュアオリーブオイルより勝っているかというと、そんな単純な話ではありません。それぞれに長所があるので、上手く使い分けていきましょう。

よく「加熱調理にはピュアオリーブオイル、生食にはバージンオリーブオイル」と言われます。

バージンオイルは純度100％ならではの香りが抜群な反面、上手く使わないと加熱したときに香りが飛びやすい特徴があります。その一方でピュアオリーブオイルは、香りは弱い代わりに加熱に強く、料理初心者でも扱いやすいのが特徴。

バージンオリーブオイルはドレッシング系には最高の相性。食材の良さを活かしたい時は、あえて香りの弱いピュアオリーブオイルを使うのもありかもしれませんね。

実は「バージンオリーブオイル」にはもう一つ上の品質が存在します。それが「エキストラバージンオリーブオイル」です。あなたも聞いたことあるんじゃないでしょうか？

オリーブ純度の高いバージンオリーブオイルの中でも、厳しい基準をクリアした特別品質の高いものだけに”エキストラバージンオリーブオイル”の称号が与えられます。

ちなみにこの基準は「国際オリーブ協会（IOC）」という国際機関によって決められたものです。

まさに最高品質のオリーブオイルというわけですね。

これも結構知らない人が多いんですが、日本では偽物のエキストラバージンオリーブオイルが多く流通しています。びっくりですよね。

偽物というと語弊があるかもしれませんが、実は日本ではIOCで定められた世界基準ではなく、独自の基準でバージンオリーブオイルの品質を査定しているんです。

これが本物ではないと言った本当の意味。

つまり日本で売られているほとんどのエキストラバージンオイルは、世界基準で販売されているものと比べ若干品質査定が甘くなっているということを知っておきたいですね。

正直、日本で売られているエキストラバージンオリーブオイルが、世界基準の本物か、日本基準の偽物かの区別はしづらいです。スーパーで販売されているものはなおさらですね。

本物のオリーブオイルを手に入れたいなら、信用できる専門ショップで購入するほかありません。

世界基準の品質が保証されている、おすすめのエキストラバージンオリーブオイル専門店をいくつか紹介します！

プロも認める最上級のエキストラバージンオリーブオイルを取り扱っている「オリーブハート」。ニューヨーク世界オリーブオイルコンクールで金賞を受賞されています。

春夏秋冬、日本の四季に合わせて”4種のオリーブオイル”を販売しているのが特徴的。どれもフレッシュな香りでありながら、それぞれの違いを楽しめると思います。

定期便をお願いすると、3ヶ月に一度旬のオリーブオイルを2本ずつ届けてくれます。（2本以上も購入可）

また、ポリフェノールが豊富に含まれている、若くて青いオリーブのみを厳選しているため、数に限りがあり希少性が高いオリーブオイルとなっています。気になる方はお早目の注文を。