こんにちは。家飲みブロガーのりょう(Twitter)です。
今日は土鍋(best pot)を使った蓄熱調理で無水カレーを作ってみました。
正直無水カレーは初めてでして…。案の定水分がちょっと足りない感じになってしまいました。
とはいえ味自体は良かったので、作ってみて分かった「無水カレーで失敗しないコツ」をまとめておきたいと思います。
これから無水カレーを作ってみようと思ってる方の参考になればと思います。
土鍋を使った蓄熱調理で無水カレーを作ってみた
一応レシピ通りには作ってみたので、まずは一通り無水カレーを作る流れをまとめておきたいと思います。
ちなみに鍋は、蓄熱調理ができる土鍋「bestpot(ベストポット)」を使っています。
材料はこちら。
- 肉・・・150g
- 玉ねぎ・・・2個
- ジャガイモ・・・2個
- ニンジン・・・1本
- トマト・・・1個
- カレールー・・・2かけ
それでは作っていきましょう。
1、食材をカットして土鍋に投入
まずはすべての食材をカットしましょう。
切り終えたら、土鍋に「玉ねぎ半量」→「ニンジン」→「ジャガイモ」→「残りの玉ねぎ」→「塩コショウ」→「トマト」→「肉」の順に投入していきます。
ひとまず蓋をして中火で10分炒めていきましょう。
2、一度よく混ぜてから20分ほど蓄熱調理
10分経ったら、水分が出ていることを確認しつつ具をよく混ぜていきます。
あとは食材に火が通るまで、火を止めて20分蓄熱調理。
ちなみに、この段階で野菜は結構柔らかくなってました。
3、再び火にかけてカレールーを投入
20分の蓄熱調理を終えたら、再度火にかけてカレールーを投入していきます。
ジャガイモが崩れやすくなってるので要注意ですね。
溶けてきたら火を止めて、あとは余熱で溶かしきったら完成です。
この通り一応形になってはいるんですよ。はじめてにしては上出来でしょう、うん(笑)
4、無水カレーの完成
とまぁ、無水カレーの作り方手順はこんな感じです。
今回は蓄熱調理ということで少し特殊だったかもしれませんが、他の無水カレーのレシピと大差はないと思います。
水分になりそうな主力野菜といったら「玉ねぎ」と「トマト」くらいなんですが、それなりにちゃんと水分はでているようですね。
旨みが凝縮されていて風味の深いカレーに仕上がりました。たしかに良い味してますよこれ。
とはいえ、やっぱり普通のカレーと比べると水分が少ないのは否めません。
いろいろ改善の余地はありそうですね。
無水カレー作りで失敗しないための注意点は?
一応カレーの形にはなったものの、やっぱり無水カレーは水分量の調整が難しいみたいです。
今回の失敗を糧にするため、ザックリと改善点をまとめておきます。
無水カレーは野菜の水分を引き出す必要がある
まず大前提として、無水カレーの肝となるのは野菜に含まれる水分です。
水分量の多い野菜を入れないことには話になりません。
今回でいうとやはり「玉ねぎ」と「トマト」がその役割を担ってくれているんだと思います。
他の野菜も水分は含まれていると思いますが、正直あまり期待できそうにないですよね…。
まずは野菜に含まれる水分量を把握するところから始める必要がありそうです。
通常のカレーのような水分量に仕上げる為には、これらの水分を多く含む野菜を多めに入れることが大切ですね。(あくまで味がおかしくならない程度に)
ジャガイモの入れ過ぎに注意
あとは、ジャガイモを入れ過ぎないこと。これに限ると思いました。
カレーには必ず入ってる食材ですが、無水カレーを作るうえではこいつが厄介な存在となってきます。
ジャガイモにも水分は含まれてるんですが、それ以上に水分を吸収しようとする力が強いんですよね…。
せっかく他の野菜から出てきた水分も、煮込むほどにジャガイモが吸収してしまいます。
さらに煮崩れも相まって、カレー味の肉じゃがみたいになる失敗例はよくある話みたいです。
今回は用意したジャガイモのサイズが大きかったのが、失敗の大きな原因となったんでしょう。
たぶん半分くらいでよかったんじゃないかなと思います。
まぁ最初の1回目なんで仕方ないです…。
入れる野菜の比率を少しずつ調整して、完璧な無水カレーに仕上げていきたいところですね。
味自体は美味いのでまたやってみたいと思います。