商品の魅力を一言で表現するキャッチコピー。
有名な商品や企業ほどこだわりが強いです。何となく聞いていたCMのフレーズが、なぜか異様に耳に残っている経験ってあると思います。
あそこまで独特な発想をすることはなかなか難しいかもしれませんが、商品の魅力を端的に伝えるポイントを押さえることで、お客さんの気を引くことは十分に可能です。
ここでは、誰でも使えそうなキャッチコピー作りのポイントをいくつか紹介します!
ネットショップの商品キャッチコピーを決める前に
まず、ネットショップで扱う商品のキャッチコピーを考える前に、明確化しておきたいことが2つあります。
- ターゲット(ペルソナ)
- USP
1、ターゲットの明確化
1つ目はターゲット(ペルソナ)です。
要するに、どんなお客さんに商品を届けるかをはっきりさせようということ。
性別や年齢、どんな悩みを持っているかなど、なるべく細かく想像してみてください。
ターゲットがはっきりしていればいるほど、自ずと伝えるべきポイントが見えてくるはずです。
2、USPの明確化
2つ目はUSP(Unique Selling Proposition)。
USPは簡単にいうと、自分の商品にしかない独自のセールスポイントです。
ネットショッピングをするお客さんは、当然似たような商品を調べ尽くし比較するでしょう。
購入の決め手となるのは、デザインや価格などいろいろ…。
何か1つでも良いです。競合ショップにはないUSPをイメージしてみましょう。
キャッチコピーに入れるべきポイントは?
ターゲットとUSPを明確化することが出来たら、いよいよキャッチコピーに入れる要素を考えていきましょう。
ここでは定番なアピールポイントを6つ紹介します。
商品によっては当てはめるのが難しい項目もありますが、ネットショップ運営者の方は目を通しておいて損はないと思いますよ!
- 簡易性
- 充実感
- 特別感
- 実用性
- 低価格
- 信頼度
1、簡易性
1つ目は「簡易性」。
いかに簡単に扱える商品なのかをアピールする言葉を入れてみましょう。
【ワード例】
- 簡単
- 誰にでも
- 短時間で
- すぐに etc
2、充実感
2つ目は「充実感」。
具体的な数字も出しつつ、商品の充実感をアピールしましょう。
【ワード例】
- いっぱい
- 〇〇機能付き
- 多くの
- すべて etc
3、特別感
3つ目は「特別感」。
希少性や専門性、他のショップでは得られないポイントをアピールしましょう。
【ワード例】
- 当店のみ
- 厳選素材 etc
4、実用性
4つ目は「実用性」。
商品がどれだけ便利で役立つものなのかをアピールしましょう。
【ワード例】
- 実用性がある
- 便利な
- 〇〇に最適
- 役立つ etc
5、低価格
5つ目は「低価格」。
安さを売りにするのは諸刃の剣にもなりえますが、お客さんからすると重要な比較要素となりますね。
ただし誇張しすぎはNGです。
【ワード例】
- お値打ち価格
- 激安
- 今だけこの価格 etc
6、信頼度
最後6つ目は「信頼度」。
商品の信頼性が具体的にアピールできると強いです。
【ワード例】
- 〇〇賞受賞
- 〇年連続~
- 実績 etc
商品説明文でさらに詳しく解説し購入につなげる
キャッチコピーは、あくまでも目を引くための一言。
お客さんは商品の購入を決定するために、当然より詳細な情報を求めます。
キャッチコピーにはお客さんを引き込む魅力がありますが、それだけで商品を買ってくれるほど甘くはありません…。
そんなわけで、キャッチコピーの次に練っておきたいのが「商品説明文」です。
といっても考え方の基本は変わりません。
実際キャッチコピーが魅力的なサイトは、商品説明文も綺麗に整えられていることが多いです。押さえるべきポイントは同じ。
商品のUSPを確実にアピールしつつ、商品詳細(サイズや素材など)を箇条書きで分かりやすくまとめましょう。
あとは、商品の使用感を具体的に伝えることも必須。
ネットショップは商品の実物を手に取って確認できないのが最大の弱点です。
ここを補うためには、「高画質な画像」と「文章」で勝負するほかありません。
商品説明文には最低限これらの要素を組み込むように心がけたいですね。