家で黄色い麺を作りたいときは「クチナシの実」を使うと良いですよ。
クチナシの実はいろいろな料理の染色に使われます。
家ラーメンを作るときにぜひお試しください!
麺を黄色く染色するには「クチナシの実」を使う
クチナシの実は、黄色い着色料として有名です。
昔から漢方としても重宝されているほどで、実は身体にも良い効果を持ってるんですよ。例えば血流を良くしてくれたり。
クチナシの実で染色されている代表的な食品
クチナシの実を使うと、鮮やかな黄色を出すことができます。
よく使われるのがこちら。
- 栗きんとん
- モンブラン
- たくあん
- お茶
- 麺 etc
特に「和菓子」や「漬物」など、見栄えの良い綺麗な色味を出したいときに使われますね。
もちろん香りはほとんどないので、食品の味や香りへの影響はありません。
ラーメンの場合、「かん水」を使うことで麺を黄色くすることもできるんですが、最近は小麦そのものの質が良いので、わざわざかん水を使うことなく、健康に良いクチナシの実で染色することがあるみたいですよ。
クチナシの実で黄色い麺を作る手順
クチナシの実を使ってラーメンを黄色く染色したいときは、小麦粉に混ぜる水を黄色くすることで麺を染色します。
黄色い「クチナシ水」を使うことで麺が黄色く染まる仕組みです。
手順はこんな感じ。
1、鍋にお湯を沸かしクチナシの実を入れる
まずは鍋にお湯を沸かして、クチナシの実を投入。
水は麺に加える分量よりも少し多めに沸かしておきましょう。
2、徐々に黄色くなってくる
放っておくと徐々に水が黄色くなってきます。
一見これで十分そうにみえますが、この程度では麺を黄色くすることはできません。
3、水がオレンジ色になるくらいがちょうど良い
さらに時間が経つと、黄色を超えてオレンジ色になってきます。
麺を黄色くしたい場合は、これくらいを参考にしてみてください。
なかなか色がつかないときは、クチナシの実を割ってみると濃い色が付きますよ。
4、軽く濾して冷蔵庫で冷やす
あとは軽く濾して冷蔵庫で冷やせば「クチナシ水」の完成です。
染色液なので服や台所にこぼさないように注意しましょうね。
これで、普通の水のように製麺する際に加えたら、黄色い麺が出来上がります。
食欲そそる黄色い麺
とまあこんな感じで黄色い麺が製麺できました。
写真だと分かりづらいですが、かなりいい感じの黄色に染色されてます。
茹でたあとの写真だと分かりやすいでしょうか?
麺が黄色くなったからといって味が変わるわけではありません。
あくまでも見栄えの話。
ラーメン屋さんでも、白い麺を使っている店もあれば、黄色い麺を使っている店もありますよね。
かん水やクチナシの実を使わずに製麺すると、どれもうどんみたいな白色の麺になってしまいます。
白い麺があう場合もありますが、やっぱりラーメンは黄色い麺の方が食欲をそそりますね。