先日、栗きんとん発祥の地である中津川へ、栗きんとんめぐりに行ってきました。
全15種類の栗きんとんを食べましたが、はっきり言って全部美味かったですね。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
家では、ほぼ毎年このシーズンになると、手作りの栗きんとんを作って食べてます。
家の付近に栗が大量に落ちてるんですよ。
今年もきれいな栗が落ちてました。サイズは小さめかもしれません。
「毬に入っている状態の栗のほうが絵になるなぁ」と思い、一部この状態で持ってきましたが・・・。
皆さん気を付けてください・・・、想像以上の痛み・・・。緑色のやつは特に痛いです。
話がそれましたが、今年も自家製栗きんとんを作ります。
いつものレシピがありますが、せっかく色々な栗きんとんを食べたので、それに近づくように、一工夫加えて作っていきたいと思います。
自家製栗きんとんの作り方
材料
- 栗 380g
- 粉砂糖 15g(普通の砂糖でも可)
- オリゴ糖シロップ 大さじ1半(店の栗きんとんに近づけるポイント)
ちなみに、オリゴ糖シロップを入れたのが初の試みです。
それでは作っていきましょうか。
今回は、栗380gを準備しました。中津川の栗きんとんを大量に食べたばかりなので、今年は少なめにします。
材料には○gとか書いてますがただの目安です。
実際は味を見ながら調整してもらうので、栗は適当に好きなだけ準備してOKです。
この栗は、前日に天日干ししてます。こうすることで甘みが出るんですよ。
栗は「焼き、茹で、蒸し」などいくつかの調理方法がありますが、蒸しが一番糖度を高めてくれるそうです。というわけで栗を蒸していきます。
今回は50分間蒸しました。蒸しすぎも逆効果ですが、1時間くらいはやってもいいと思います。
栗を割ってスプーンで中身を掘り出していきます。
掘り出した栗は丁寧に裏ごしします。この作業が一番辛くも、重要な作業です。
栗の食感がほしい人は、刻んだ栗を後で混ぜてもいいと思います。
頑張って裏ごしした結果、こんな感じになりました。
ここからは味の調整です。粉砂糖で甘さを整えていきましょう。
普通の砂糖でもいいですが、粉砂糖を使った方が良くなじみます。
今回は15g加えましたが、これは甘さ控えめです。
栗の量や好みによって、味を見ながら砂糖の量を調整してください。
しっかり混ぜたら、サランラップで丸めて完成。
でしたが、今回各店舗の栗きんとんを食べ比べて、改善点が見つかりました。
どれもおいしい栗きんとんですが、中でもおいしいと思った栗きんとんは、なめらかで、しっとりとしたものでした。
そこで今回は、なめらかで、しっとりした栗きんとんにするために、オリゴ糖シロップ大さじ1半を加えることに。
オリゴ糖シロップを入れることで若干甘味も増してしまうので、粉砂糖はそれも考慮しつつ入れてください。
そして、こちらが出来上がった栗きんとん。見た目はもろ店のそれです。
もちろん味も店のものに負けてません。今まで味は良くともパサパサしていた栗きんとんが、一気にお店の味、食感に近づきました。
ちなみにこの写真はうちの父(社長)撮影です。
普通に台所で撮影していたところ、自分に撮らせろせろと、わざわざ別の部屋まで行って撮ってました。お茶は入ってません。
最後に
これが自家製栗きんとんの完成形です。割と簡単に出来ます。
甘さや裏ごしの加減も自由に出来るので、自分好みの栗きんとんが作れます。
その辺に栗が落ちてましたら、やってみてください。