今回は「重要な文章をマーカーのようなラインで目立たせるカスタマイズ」を紹介したいと思います。
文章の重要ポイントをマーカーで際立たせることにより、長文がとても見やすくなるんですよ。マーカーの部分のみを追っていくことで、大体の内容が入ってきますからね。
長文が苦手なユーザーからすると非常にありがたい配慮。ユーザーの負担激減です。
簡単に出来るのでぜひやってみてください。
文字にマーカーのような線を引く方法
やることは単純。HTMLタグとCSSを使って実装します。
- HTMLのコード・・・WordPressで記事を書くときに、「テキスト」編集画面を使って記述
- CSSのコード・・・「外観」→「テーマの編集」の「スタイルシート」内に記述
<HTML>
<strong class="half-marker">マーカーを引きたい文章</strong>
<CSS>
.half-marker{
background: linear-gradient(transparent 70%,#c2f7ff 30%)
}
目立たせたい文章ということで「strongタグ」を使っています。
CSSの背景を操作するプロパティを使うことで、下半分にマーカーのような線を再現。
実際に使うとこんな感じ。
色は自分で好きなカラーコードに変えて使ってみてください。
過去の記事の太字にも適用したい場合
過去に書いた記事の太字にもマーカーを引きたい場合は、「strongタグ」に直接CSSを適用させてあげればOK。
strong{ background: linear-gradient(transparent 70%,#c2f7ff 30%) }
Simplicityには最初から備わっていた
コード作ってる時に分かったんですが、実はSimplicityには元からマーカー線を引く機能が備わっていたみたいです。
HTMLタグのクラス名を「marker」にするだけで、文字の背景が黄色くなります。
こんな感じに。
Simplicityに限らず他のテーマもそうなのかも。
最初はクラス名をmarkerにして作っていたので、CSSを書いてないのに背景が黄色になってちょっと驚きました(笑)
結局それと被らないように、クラス名は「half-marker」にしておきました。
ID名、クラス名を付ける時は要注意
自分で1からサイトを作った場合は心配ないんですが、WordPressのようにCSSとリンクされるHTMLタグの「ID名」や「クラス名」を全て把握しきれていない場合は気を付ける必要がありますね…。
今回のように、すでにあるクラス名の上に別のCSSを適用させると思わぬところでレイアウト崩れが起きかねません。
あの長すぎるスタイルシートに目を通すのは面倒なので、絶対に被らないような名前を付けるように心がけておきたい…。
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