できることならロースト”ビーフ”が食べたい。
でも比較的安価で作りやすいのが「ローストポーク」の良いところ。
そんなローストポークを最大限に美味しく食べるレシピを紹介します。
ポイントは「ソース作り」と「肉の茹で方」。
”バルサミコ酢”を使うことで簡単に本格派な味を再現することが出来ますし、肉の茹で方も柔らかさ・食感に影響する重要なポイントなんです。
ローストポークに最適な部位は?脂の量はどれくらいが良い?
調理の前に、ちょっとローストポークの部位について話したいと思います。
ローストポークのレシピを見ると、それぞれいろんな部位を使ってますよね。
結論、僕は豚バラブロックのように”脂の塊”が肉の間に入ってなければ、どれでも美味しく作れると思います。
例えば今回僕が使ったのがこちらの「豚ももブロック」。
上の方に脂の塊がありますが、赤身自体は良い感じにサシが入っているのが分かりますね。
これなんかは、脂を包丁で削いで料理するのがベストでしょうね。(今回はもったいないので試しにそのまま使ってみました)
- 脂の塊がないか
- 赤身のサシの入り具合はどうか
この2つが美味しいローストポークを作るポイントだと思います。
ソースと一緒に作る簡単ローストポーク
材料
- 豚ももブロック 500g
- 塩こしょう 適量
ソース
- 玉ねぎ 1個
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- 酒 大さじ2
- バルサミコ酢 小さじ2
- にんにく 適量
それでは調理に入りましょうか。
1、豚肉の表面を焼く
「塩こしょう」で下味を付けた豚肉をフライパンで焼いていきましょう。
表面に香ばしい色が付いたら、アルミホイルに包んでおきます。
2、ローストポークのソースを作る
そのままフライパンを使ってソースを作っていきましょう。
オリーブオイルで「玉ねぎ」を炒めたら、「醤油」「砂糖」「酒」「バルサミコ酢」「すりおろしにんにく」を加え煮詰めます。
肉にかけるソースには”バルサミコ酢”が欠かせませんね。
3、肉とソースに絡める
続いて肉とソースをフライパンの上で軽く絡めていく。
匂いを嗅いだだけで「これは美味い」と確信できます。
4、ソースと肉をビニール袋、ジップロックに入れる
豚肉をソースと一緒にビニール袋に入れましょう。
ソースが漏れたり、お湯が入ってくるのを防ぐためにジップロックに入れるといいと思います。
5、お湯の火を止めることで肉を柔らかく仕上げる
沸騰したお湯の火を止めて1時間ほど茹でていきましょう。(熱が逃げないように”蓋”をお忘れなく)
火を止めることで肉が柔らかく仕上がります。これでパサパサ感がなくなるんですよね。
ちなみに、サラダとかに乗せる”鶏のささみ”を茹でる時もこのやり方で柔らかく食べられます。
6、薄く切って完成
厚さはお好みで良いですが、個人的にローストポークは薄く切った方が美味しく食べられると思います。
ソースをよく付けて食べると最高!
ステーキやハンバーグにも使える万能ソースです。
そして食感も申し分ありません。
パッと見火を通しすぎた感じがしましたがとても柔らかい。
噛みしめたときに口に広がるうまみは、まさしくローストポークです。
最後に
こうして食べると、やはり脂の部分は不要だなとひしひし感じました。結局、後半はそこだけ取って食べてましたからね(笑)
不味いわけじゃありませんが、こいつはローストポークの良さを邪魔してしまいます。
脂のある部位を買ってしまった人は、もったいないですが切り落としてしまった方が良いですよ。