天皇献上米として有名なブランド米「龍の瞳」を1kg買ってきました。
なかなか食べることはないので、今回はおにぎりにしてその味を堪能してみましょうか。
いのちの壱最高級のブランド米「龍の瞳」とは
龍の瞳は岐阜県下呂市で生まれたブランド米。
実は、誰もが知っているあの有名な「コシヒカリ」の中から発見されました。コシヒカリの田んぼ中にひときわ背の高い稲があるのを見つけ、水稲品種「いのちの壱」と命名。そしてこの品種を用いて商品化したのが龍の瞳というわけです。
といってもコシヒカリといのちの壱の遺伝子は全く別物だったそうで、いのちの壱の親がどの品種なのかはまだよくわかっていないみたいですね。
契約農家がマニュアルに準じて栽培を行い、「品質・美味しさ・粒の大きさ」の全てで一定基準をクリアしたもののみが龍の瞳として販売されています。
さらに、こうしてこだわり抜かれた龍の瞳は多くの賞を受賞し、旅館だけでなく”皇室献上米”としても扱われるまでにもなったんです。店員さんの話によると、今回購入した数日前にも皇室に献上してきたところだったそうです。
龍の瞳の特徴
龍の瞳の特徴の一つがその大きさ。
通常のコシヒカリと比べると1.5倍の大きさがあるんです。普段家で食べている米と比べてもはっきりと分かるほど違いがありました。
そして粘りと弾力。ようは「モチモチ」ということですね。
ほんと餅になるんじゃないかと思うくらいモチモチしてます。今度ついてみようかと思ってます(笑)。
龍の瞳の炊き方
裏面には龍の瞳の美味しい炊き方が記載されてました。
ポイントは3つ。
- 洗米(洗いすぎない)
- 水加減(水は少なめ)
- 浸漬不要(すぐ炊き始める)
不思議な話ですが、水が少し濁っているくらいの方が米の甘味がよく出るらしいですよ。
龍の瞳。無難におにぎりで味わう。
一番米の美味さが分かるのがやっぱり「おにぎり」だと思うんですよ。
まずは先ほどの炊き方に従って、龍の瞳を炊いてみました。
しゃもじでご飯を混ぜるだけで、いつもと違うのがはっきりわかりました。
弾力、モチモチ感がめっちゃ強いですね。
それではおにぎりにしていきます。
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久しぶりに作ったおにぎり。雰囲気を出すために外で笹を取ってきました。
おにぎり作るのとか、たぶん部活の弁当以来ですよ。
具は「鮭」「梅」「昆布」の定番の3種類を用意。
付け合わせのたくあんも添えておきましょう。
赤いのは飛騨の名物「グーちゃん」です。これ、赤かぶらじゃなくて大根なんですよね。子供の時から好きでした。
これも半端なく美味いのでぜひ一度食べてみてもらいたいです。一度食べだすともう箸が止まらなくなります。
とまあそれは置いておいて、肝心な米の味はどうでしょう。
まず思ったのが、甘味みがすごいということ。噛めば噛むほどご飯の甘みが口に広がります。米1粒1粒の大きさがこれを際立たせてるんでしょうね。
炊き加減もちょうどよかったんでしょう。水分が少なくてもモチモチ感が伝わってくるのが、ほんといい米食ってるって感じです。これは本物ですわ。
最後に
1kg1,000円ちょっとなんで、今後なにか特別な日は龍の瞳を買ってこようと思います。
米が主食といっても、普段はおかずを味わう感覚で食事をしています。でもたまに無性に米そのものの味をしっかりかみしめたい気分になることがあるんですよね。
そんなときはぜひ龍の瞳を。