「酒盗」という食べ物を聞いたことありますか?
よく居酒屋で酒のつまみとして出されています。
その中でも最高峰といわれている「真鯛の酒盗」を食べたんですが、これが評判通りの逸品でした。
今回はそんな酒盗とおすすめの食べ方を紹介していきます。
酒盗とは
酒盗は魚の内臓を使って作る塩辛のことです。
これをアテにすると「酒が盗まれるように減っていく」という意味で「酒盗」と呼ばれるようになりました。
「イカの塩辛」は知っている人も多いと思いますが、酒盗は長期熟成(半年~1年)して作る点からそれとは区別されています。
最近は牛や豚のホルモンが人気ですが、魚のホルモンもこうした形で楽しまれるようになってきてるんですね。
ちなみに、よく居酒屋で見かける酒盗は「鰹」の内臓を使ったものです。
他にも鮪、鮭、鯛を使った酒盗があります。
最近では酒のつまみやご飯のおかずだけでなく、アンチョビのような感覚で料理の調味料としても使われているそうです。
最高峰の酒盗【真鯛の酒盗】
酒盗の存在を知ってからネットで色々見てみたんですが、中でもひときわ目立っていたのが「真鯛の酒盗」でした。
食通も唸る、酒盗の最高峰ともいえる鯛の酒盗
というキャッチコピー。
白子・真子も一緒に漬け込み、一年かけて熟成しているそうです。
実際食べてみると、とてもなめらかで濃厚な味わいでした。
このなめらかさは普通の塩辛では味わえないと思います。家族にも好評でした。
ちょっと贅沢なつまみですが、たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか?
酒盗 おすすめの食べ方
酒も飲みつつテンションも上がってたので、色々な方法で食べてみました。
その中からおすすめの食べ方を紹介したいと思います。
1、真鯛の酒盗×白米
やはりはじめは「白米」。
このためにわざわざ炊き立てを準備しました。これは合わないわけがありません。
酒盗も一般の塩辛と同様に、ご飯と一緒に食べてちょうどよい塩気となっています。
「日本人に生まれて良かった」
きっと誰もがそう感じるはずです。
2、真鯛の酒盗×卵かけごはん
続いて「卵かけごはん」。
最近はTKGの愛称で親しまれている、早い・安い・美味いの三拍子が揃った料理です。
これは子供におすすめしたい一品ですね。(もったいないでしょうか笑)
塩辛とは言いますが、実はこの真鯛の酒盗は「甘み」が特徴的です。
この食べ方はそれを一番よく引き出してくれたような気がしました。
お茶漬けもよかったですね。
塩気を和らげることで甘みが際立ったんでしょうか?
3、真鯛の酒盗×豆腐
3つ目は「豆腐」です。
これは購入時サイトでおすすめされていたので試してみました。
ありきたりですがこれも間違いありませんね。豆腐、酒盗ともになめらかで、舌触りが最高でした。
さらに、思いつきで「ごま油」なんかも少し垂らしてみたんですが相性抜群でした。
これはぜひ試してみてください。
4、真鯛の酒盗×ユッケ
最後に、真鯛の酒盗をユッケ風に仕立ててみました。
「黄身」「ゴマ」「ごま油」「しそ」でいただきます。
上記食べ方のいいとこどりをするような感覚で作ってみたんですが、これはまさしく最高峰のつまみです。
これをちょっとづつ食べながら日本酒を飲みます。
しそもめっちゃ合いました。
最後に
100gでしたが十分楽しめる量でした。
一見少なく思いますが、そもそも少しずつ楽しむものなのでちょうどいいと思います。
普段あまり見ないものなので、ちょっとした贈り物なんかにもいいんじゃないでしょうか?
大人も子供も楽しめますよ。