低温調理で作る「砂肝のコンフィ」。
コリコリした食感が特徴的な砂肝ですが、低温調理することでまた一風変わった食感に仕上がります。
家飲みのつまみにも最高なのでぜひお試しください!
そもそも「コンフィ」って何?
そもそも「コンフィ」というのは、低温のオイルの中でじっくりと茹でた料理のことをいいます。
これってまさに低温調理のことなんですよ。
コンフィは手間がかかる料理なんですが、低温調理器があれば家でも簡単に作れます。
名前から想像がつくように発祥はフランス。
もともとは保存食として扱われていて、肉だけでなく果物のコンフィもあったそうですよ。
コンフィの美味しさの特徴
コンフィの美味しさは、食材を柔らかく仕上げられるところにあります。
鶏肉系のコンフィをよく耳にすると思いますが、やはり主要の肉の中でも特にパサつきやすい鶏肉との相性が良いですね。
普通にフライパンで焼いた肉とは違った食感が楽しめるので、お店で一度食べてみるのもおすすめですよ。
低温調理で作る砂肝のコンフィ
今回作るのは「砂肝のコンフィ」です。
使う材料はこちら。
- 砂肝(塊)
- オリーブオイル
- 塩
- ブラックペッパー
- ニンニク
- ローリエ
- タイム
砂肝は食感を楽しみたいので、小さく切り分ける前の塊で買ってきました。
ちょっと下処理が必要ですが、こっちの方がおすすめです。
1、砂肝の下処理
まずは砂肝の下処理。
塊で購入しましたが、ちょっとした下処理をしないと食感が悪くなります。
砂肝を開き2つにカット。
それぞれの両端に白い部分が見えると思いますが、これは砂肝の筋になります。
すべて包丁で削ぎ落としましょう。
こんな感じですね。
削ぎ落とした筋は可食部なので、あとで塩こしょうで焼いて食べてもOK。これはこれで美味しく食べられます。
2、調味料と合わせジップロックに
「塩」と「ブラックペッパー」を砂肝になじませジップロックへ。
さらに「オリーブオイル」「スライスしたにんにく」「ローリエ」「タイム」も投入し、1時間ほど寝かせておきましょう。
味付けは自由にやってもらって構いません。
タイムは肉の臭みを消す働きがあるんですが、ハーブ系の香りが苦手な人は入れないほうが良いかも。
3、63度で2時間低温調理したら完成
あとは63度で2時間低温調理したら、砂肝のコンフィの完成です。
均一に火が通るように、なるべく砂肝を広げておくのがポイント。
低温調理が終わったら完成です。
赤っぽく見える箇所がありますが、火はしっかりと通ってます。
コリコリした食感が特徴的な砂肝ですが、低温調理で火入れをすることでプリプリした食感も楽しめます。
また、オリーブオイルが入る分、塩等の味付けはちょっと濃い目にしておくと良いですね。
にんにくはおろしを使っても良いかもしれません。
焼き鳥屋さんで食べられる低温調理した砂肝
低温調理した砂肝ですが、最近では焼き鳥屋さんでも食べられます。
レバーなんかも低温調理したトロトロのものが出てきたりしますね。
焼き鳥やさんで食べて、その不思議な食感に驚く人も多いと思いますが、実はあれ低温調理を使っていたんですよ。
ですから鶏肉好きの方は、最大限に低温調理器の魅力を引き出すことができると思います。
ぜひお試しあれ!