手羽先餃子を作ったので、手羽先の下処理のコツなんかを紹介します。
筋の場所とかポイントが分かれば作業効率がかなり良くなるはず。手羽先の骨って案外きれいに取れるんです。
手羽先餃子を作る時に失敗しそうなポイントは全てここにまとめておいたので参考にしてみてください。
手羽先の骨の上手な抜き方、コツを解説
大量の手羽先…。これは下処理が大変そう…。
とはいえ、初見の僕でも最終的には30秒もかからずに骨が抜けるようになりました。だんだん筋の位置とかコツが分かってくるんですよ。
上手に手羽先の骨を外す手順はこれ。
1.まずは持ち手の関節をグリグリして外す
部位の名前はよく分かりませんが、曲がっている部分をグリグリとまわして関節を外しましょう。これをしないと絶対骨を引き抜くことは出来ません。
ちょっとのことじゃ千切れることはないので思いっきりやっちゃいましょう。グラグラになるまでです。
2、先っぽの太い筋をハサミで切る
手羽先の先端下側に太い筋があります。実は手羽先の目立つ筋はこの一か所だけなんですよ。
これがお店の下処理具合によっては手ではなかなか切り離せない。どうしてもの時はハサミを使ってこの筋を切ってあげましょう。
ただしハサミを乱用すると破れてしまうのでなるべく指を使うのがおすすめ。
3、2本の骨の間に指を突っ込む
大きな筋は上記の場所のみ。あとは基本的に指を突っ込むだけで簡単に肉と骨が離れます。
最初は2本の骨の間をめがけて親指を突っ込む。きっかけを作ったらそこから徐々に全体を切り離していきましょう。
ここも思い切って豪快にやるのがポイント。雑にやっても意外と骨だけきれいに取れるのが手羽先です。
4、2本の骨をつかんで何回もひねる
ある程度肉と骨が切り離せたら、あとは2本の骨をつかんでひねるだけ。
抜くのではなくひねりましょう。ほとんど力はいりません。
(ここまで肉をめくり返さなくてもOK。慣れてくればちょっと指を突っ込んで軽くひねってやるだけで骨が抜けるようになりますよ。)
手羽先餃子は餡の詰めすぎNG
下処理が終わったので餃子の餡を詰めていきましょう。
餡はあらかじめ準備してます。無難にネギとニラを入れときました。
詰め方のコツですがなにより詰めすぎないことがポイントです。
手羽先の口をふさげるくらいの余裕は最低でも必要です。
ぱんぱんに詰めると、必ず焼いている最中に餡の半分が出てきてしまいます。
こんな感じに…。上記写真のような感じでも詰めすぎのようです。
ミンチは思った以上に膨らみます。万全を尽くすなら、つまようじで口をふさいでしまうのがいいでしょう。
手羽先が餡を吐き出す光景は2度とみたくありません(笑)
何やかんやで完成した手羽先餃子。
そのまま食べるも、餃子のタレで食べるも良し。個人的にはレモンで食べるのが一番美味かったですね。
最後に
ミンチの入れすぎで水分が多く出てしまい、綺麗な焦げ目を出すことが出来ませんでした。
火が通ってからさらに綺麗なフライパンで焦げ目をつける。これでかなり見栄えも良くなるんじゃないかと思います。
やっぱ鶏皮で包んだ餃子は最高です。