低温調理で「びんちょうマグロのコンフィ」を作ってみました。
刺身用のビンチョウマグロなので完全に火を入れる必要はありません。
ほんのりと火を通すことで、低温調理独特の刺身の食感が楽しめますよ。
低温調理ビンチョウマグロのコンフィ
今回は500gくらいのびんちょうマグロを買ってきました。
盛り付けをイメージして、なるべくきれいなサクを選ぶのが良き。
あとは厚みによって火入れの加減が変わるので気を付けましょう。
1、びんちょうマグロを漬け込む
まずは、煮きり醤油でびんちょうマグロを軽く漬け込みます。
ちなみに煮きり醤油は、煮きった赤ワインと同量の醤油を合わせて作りました。赤ワインがなければ料理酒でもOK。
寿司屋さんの煮きり醤油レシピなんかを調べてみると、より本格的な漬けマグロの煮きり醤油が作れるかもしれませんね。
2、45度で30分低温調理
ジップロックに入れて真空状態にしたらこのまま低温調理開始です。
今回は「45度で30分」。これは割と中まで火が通る温度と時間です。
これなら仮に刺身用じゃなくても問題なく食べられるんじゃないでしょうかね。
中心部をほんのりレアにしたいのであれば、「45度で15分」や「40度で30分」など各自調整をしてみてください。
今回は低温調理した刺身の食感を楽しむために中心まで火入れをした次第です。
3、ソースやトッピングをして完成
低温調理が終了したら、お好みにカットしましょう。
ソースとトッピングをして完成です。
今回は漬け込んだ煮きり醤油の味もあるので、「オリーブオイル」や「ブラックペッパー」でシンプルに仕上げました。
また、火を通したマグロはいわゆる「ツナ缶」みたいなものなので、マヨネーズ系のソースも非常に合うんじゃないかと思います。
他にもサラダと合わせるなど、低温調理したびんちょうマグロには様々な用途がありそうです。
低温調理した刺身の独特な食感を味わってみてください
ご覧の通り簡単に作れるわりにとても映える見た目をしてます。
こうしてみると、パッと見では刺身には見えませんよね。どこかミートローフに近しいものを感じます。
そんな低温調理した刺身の食感ですが、魚を焼いたり茹でたりしたものとは全く別ものに仕上がります。
今回は中までほぼほぼ火が通っちゃってるんですが、それでも焼き魚感がなく、なにか新しい食材を食べているような感覚がしました。
綺麗に盛り付ければちょっとしたパーティ料理にも使えますし、家飲みのつまみとしても最高ですよ。