今回は、2種類の方法でローストビーフを作ってみたので、その比較をしていきたいと思います。
「フライパン調理」と「低温調理」。この2つを食べ比べてみました。
ローストビーフはフライパン調理と低温調理どっちが美味いのか
家庭でローストビーフを作るとなると、たいていフライパンとアルミホイルを駆使した作り方になるんじゃないでしょうか?
正直これで十分美味いローストビーフが作れます。
しかし、低温調理器を買った今、仕上がりにどんな違いが表れるのか気になる…。
今回使う肉は、オーストラリア産の牛ももブロック400g。
それぞれこんな調理手順でやっていきます。
フライパン調理ローストビーフの作り方
- 肉に下味をつける(塩、ブラックペッパー)
- フライパンにオリーブオイルを入れる
- 強火で肉の表面を90秒ずつ焼く
- 赤ワイン80mlを加え、蓋をして弱火で10分
- 肉をアルミホイルで包んで30分放置
- 完成
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低温調理ローストビーフの作り方
- 肉に下味をつける(塩、ブラックペッパー)
- ジップロックに肉とオリーブオイルを入れる
- 59℃で2時間低温調理
- 完成
ローストビーフを低温調理するときは、表面を焼き上げるために最後フライパンで焼くことが多いんですが、今回はあえてその工程を省いてます。
フライパン調理と低温調理の食感の差は歴然だった
左下が低温調理、右上がフライパン調理。
中心部の赤さはほぼ同じなんですが、実際食べてみると食感が全然違いました。
- フライパン調理ローストビーフ・・・肉の繊維感が強く、噛みごたえがある
- 低温調理ローストビーフ・・・肉の繊維感が弱く、全体的にしっとりしている
低温調理のローストビーフは、肉の繊維感がなくなって一体感のある感じがします。
なんというか「ハム」の食感に近いんでしょうか…。時間が経つほどめちゃくちゃしっとりしてくるんですよ。
美味いラーメン屋さんのピンク色のチャーシューって低温調理で作られてるんですが、まさにそんなしっとり感に仕上がりました。
見た目以上に違ったので驚きましたね…。
個人的には低温調理のローストビーフが好みですが、これは人によると思います。
フライパン調理の肉肉しいローストビーフが好きな人も多いでしょう。
ただ、オーストラリア産の肉に関しては、圧倒的に低温調理がおすすめだと感じました。
オーストラリア産の肉は圧倒的に低温調理の方がおすすめ
今回食べ比べてみた一番の収穫はこれ。
低温調理のローストビーフは、オーストラリア産の肉独特の臭みがかなり低減されるっぽい。
オージービーフって焼くと臭みが強くなるので、低温で火入れをした肉はほとんど臭みを感じないみたいですね。
国産牛とオージービーフの価格の違いは言うまでもありませんが、オージービーフの臭みが気になる人も低温調理なら美味しく食べられると思いますよ。
安い肉で美味いローストビーフを作る。安くて美味いが家飲みにはかかせません。
ぜひお試しください!