低温調理で作る卵焼き。
卵焼きと言ったらフライパンを使って、何層にも巻きながら焼き上げるのが常識です。
でも今回紹介する卵焼きはちょっと違います。
全く同じ材料を使って見た目も卵焼きなんですが、食感が全く異なるんですよ。
低温調理によるふわふわでとろとろした新食感の卵焼きです。
低温調理器で作る卵焼きの作り方
それでは低温調理器で作る卵焼きの作り方を見ていきましょう。
今回のは超簡単。お好みの味で卵液を作り低温調理するだけです。
1、お好みの味付けで卵液を作る
まずは卵液づくり。
今回は出汁巻き卵風に出汁を加えてみました。
卵3つに出汁が50㎖くらい。あとは醤油と塩を少々加え完成です。
卵だけでなくある程度水分は加えた方が良いと思います。じゃないと低温調理する時間を調整する必要がありますからね。
2、卵液をジップロックに入れ真空状態に
卵液をジップロックへ。なるべく真空状態にしましょう。
この時点である程度仕上がりの形をイメージしておいてください。
ジップロックのサイズが仕上がりを左右するポイントですね。
3、75℃で30分低温調理
いよいよ低温調理のスタート。
ここがちょっと難しいポイントなんですが、なるべく卵焼きの形で固定するよう頑張りましょう。
ジップロックの下側に卵液がたまるようにしてください。
4、ジップロックを取り出し卵焼きの形を整える
30分経ったらとりだしましょう。
固まっていないように見えて不安かもしれませんが意外と大丈夫です。
「巻きす」や「タオル」など何でもいいので、ジップロックに入れたまま優しく形を整えましょう。
このまま5分ほど放置すると形がしっかりしてきます。
5、低温調理卵焼きの完成
形を整えたのがこちら。
低温調理卵焼きの完成です。
液体の低温調理は形にするのがちょっと難しいですが、案外調理後でもここまで形を整えることができます。
低温調理中もなにかしらを使って固定できると、さらに安定してくると思います。
低温調理卵焼きのふわとろ食感
低温調理で作る卵焼きですが、パッと見はつるつるした卵焼きですね。
スイーツに見えなくもありません。
食感は茶碗蒸しやプリンに近い
食感は「茶碗蒸し」や「プリン」に限りなく近いです。
ふわふわでとろとろ。普段の卵焼きをイメージして食べると不思議な感覚に陥ります。
今回は出汁巻き卵風の味付けにしてみましたが、全く別のテイストを加えてみるのも面白そうですね。
この食感を活かしつつ新しい料理が作れそう。
これはなかなか面白い低温調理です。