以前豚骨ラーメンを作ったんですが、今回はそこからちょっとアレンジを加えて「つけ麺」にしてみました。
つけ麺ということで、できるだけ濃くて深みのあるスープにしたい…。
そのために欠かせないのがズバリ魚粉です。
家で濃厚なつけ麺を作るためのポイントを紹介したいと思います。
魚粉が鍵!深みのあるつけ麺スープにするために
早速ですがタイトルにもあるように、家でつけ麺を作るときは「魚粉」が欠かせません。
スープの味に深みを出すためには、これが一番手っ取り早いんですよ。一気に店っぽくなります。
これがあるのとないのではえらい違い。まじで。
混合魚粉について
ちなみに、魚粉にもいろいろあって、どんな魚の削り節なのかによって風味が変わってきます。
「カツオ」「サバ」「イワシ」「アジ」などいろいろあるんですが、僕がおすすめするのは混合魚粉と呼ばれるものです。
混合魚粉はその名の通り、いろいろな魚の削り節がミックスされた商品のことですね。
僕が今回使用した混合魚粉には、
- さばのふし
- いわしの煮干し
- そうだがつおのふし
- むろあじのふし
の4種類の魚が使われていました。
単純に考えると、使われている魚の種類が多いほど味が複雑になり、その結果深みも増してくるんだと思います。
スープによって相性の良い魚もあると思いますが、家で作る分にはそれほど気にする必要もないでしょう。
大抵の混合魚粉は、「ラーメンのスープ」や「みそ汁」に合うように配合されてますしね。
混合魚粉+自分の好きな魚粉
また、さらにこの混合魚粉に、それぞれ好きな魚粉をブレンドしてみるのも面白いです。
因みに僕はかつおの香りや風味が好きなので、最後にスープのトッピングとして「カツオ粉」振りかけて仕上げます。
スープのベースは8時間かけてやっとで完成するんですが、それだけではほとんど味はつきません。
結局は「醤油」「みりん」「酒」「塩」「魚粉」などから作る、いわゆる「かえし(タレ)」が味を大きく左右するので、家で作るときはここにこだわりましょう。
けっこう奥が深いので、いずれ魚粉も一から作ってみるのも面白そう。
つけ麺のスープに魚粉を使うタイミング
魚粉を使うタイミングは正直いつでもOKです。
かえしに入れておくも良し、つけ麺のスープが完成してから振りかけるのも良し。
初めはトッピング感覚であとから加えて、好きな具合を調整してみると良いと思いますよ。
ちなみに豚骨スープの作り方は下記で紹介しているんですが、今回はつけ麺なのでかえしを濃い目に作っておきました。
あわせて読みたい
かえしには魚粉をふんだんに使い、最後にカツオ粉をトッピング。
家で作ったラーメンのスープに深みが感じられないときは、こんな感じで魚粉を活用してみてください。かなり進化するはずです。
つけ麺のスープを濃厚に仕上げるために
また、つけ麺のスープには「ドロドロ感」や「ギトギト感」も欠かせません。
これが味の深みと相まって、濃厚なスープに仕上がります。
豚足や鶏皮で濃度を付ける
濃厚は、スープを作るときの工夫で変わってきます。
豚骨スープの場合は「げんこつ」をメインにスープを取ると思いますが、それだけでは濃度が付きづらいので「豚足」や「鶏皮」も一緒に加えてみてください。
これらがスープに溶け出すことで、一気にトロミのあるつけ汁に仕上がります。
あっさり目のスープが好きな人には不要ですが、ドロドロギトギトのスープが好きな人はぜひ試してみてください。