鶏肉の部位三種類(もも、皮、軟骨)をブレンドしたら、店さながらの超美味い「つくね串」が作れるんじゃないか…!?。
せっかく良いフードプロセッサーがあるので試してみました。
それぞれ部位ごとに食感を変えたいので、フードプロセッサーの速度調整をうまく使いつつ、入れるタイミングも変えて作っていきますよ。
もも、皮、軟骨をブレンドして本格「つくね」を作る
そんなわけで、「鶏もも」「鶏皮」「鶏軟骨」を用意しました。様子を見ながら使う量をそれぞれ調整するつもりです。
食感を残したい部位を後回しにして、順番にフードプロセッサーで挽いていきます。
1、「鶏もも」と「鶏皮」をフードプロセッサーで挽く
まずは、「鶏もも」と「鶏皮」。
もともと鶏ももに皮が付いてましたが、追加の鶏皮を入れることで、よりジューシーに仕上がるはずです。
鶏ももは細かく、鶏皮は若干粗く挽くイメージでやっていきます。
ちょっとやりすぎたでしょうか?
この後もフードプロセッサーを回すので、ここまで細かくする必要はなかったかもしれません。
2、鶏軟骨をフードプロセッサーに入れて粗く挽く
続いて「鶏軟骨」を投入。
軟骨は粗めに崩すイメージでフードプロセッサーを回しましょう。この食感は絶対に残したいです。
MB-MM56の「無段階の速度調整機能」の本領が発揮されます。
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3、つなぎを混ぜ合わせ、味付けをする
最後につなぎとして「片栗粉」と「卵白」を混ぜ合わせました。(卵黄はとっておきましょう)
さらに「塩コショウ」「醤油」で味を調整し、「ネギ」と「しそ」を加える。
混ぜ合わせるだけなので、フードプロセッサーはできるだけ低速が良いですね。
4、串打ちをしてオーブンで焼き上げる
最後に串打ちをしてオーブンで焼き上げる。
鶏皮の脂が大量に出てくるので、たまにキッチンペーパーで拭き取ってあげましょう。
このサイズなら片面5分ずつで十分に火が通ります。
火が通ってきたら「麺つゆ」と「みりん」を合わせたタレを塗り、再度良い色が付くまで焼く…。
キッチンに良い香りが漂います。
フードプロセッサーで作る「つくね」。食感は自由自在!
そして完成したつくねがこちら。
鶏皮を入れた分”肉ダネ”が緩くなったんですが、焼いたらちゃんと固まってくれましたね。鶏は焼くと硬くなります。
黄身と余ったタレを付けていただきましょう。
面白半分で試してみた料理でしたがなかなかの仕上がり。それぞれの部位が期待通りの役割を果たしています。
これは普通に店で出てくつやつ。文句のつけようがありません。
3種の部位をブレンドするという一見手の込んだ調理工程でしたが、フードプロセッサーなら簡単ですね。
今回のつくねのように食感を調整できるようになると、フードプロセッサーの料理がより楽しくなってきます。