以前、素人ながら「自家製手打ちうどん」を作ったことがありました。
初めてにしてはそれなりに美味いうどんに仕上がったんですが、今回はヌードルメーカーを仕入れたので、「 素人の手打ちうどん」と「5分で出来るヌードルメーカー」果たしてどっちが美味いのか?という検証をしてみたいと思います。
結果はタイトルの通りなんですがどうぞお付き合いください。
素人が作る自家製の手打ちうどん
思い出せば、自家製の手打ちうどんに挑戦したのは去年の春頃でした。もう1年くらい経つんですね…。
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ちょっと振り返ってみるとこんな感じのうどんでした。
- こね作業に30分かかった
- さらに2時間生地を寝かせた
- 生地が全然薄くならない
- 出来上がりが太い
- コシはすごかった
ほぼ苦労した記憶しか残っていないような気が…。正直に言うと、これ以来一度も作っておりません!
ひとこと言っておくと味はそんなに悪くなかったんですよ。ただ、あまりにも作業が過酷すぎたんです。これを仕事の片手間でやるにはなかなかのパワーが必要。
そんな理由もあって、ヌードルメーカーを購入したわけですよ。
料理好きとしては少しでも自家製にこだわりたいものですが、疲れる作業ははっきり言って楽しくないです。だったらその一部を面白調理器具に助けてもらう方が料理が楽しくなると思いませんか?
ヌードルメーカーで作る「うどん」の完成度
それでは期待のヌードルメーカーでうどんを製麺していきましょう。手順はこうです。
- 「中力粉」を軽量しヌードルメーカーに投入
- スイッチを押して、少しずつ「水」を加えている
- 麺が出てくるので好きなサイズにカット
最短のこね時間は「5分」なんですが、コシのあるうどんにするために「8分」に調整しておきました。
麺が完成するまで5時間近くかかった手打ちとは違って、8分後には麺が出てくるんですよ…。しかもここまで一切の労力をかけておりません。ほんと化け物ですよこいつは。
使用した製麺キャップは「2.5mmの角面」。うどん以外に”つけ麺”にも合うサイズですね。
前に調べたときは、うどんの太さは「2~3mm」を目安にするのが良いとされていたので、これはベストなサイズと言えます。素人では手打ちの生地をここまで薄く伸ばせません。
ゆで時間は8~9分。ただいまの季節は冬ですが、僕は冷たいうどんが好きなので氷水で一気にしめました。この方がよりコシも感じられますしね。
今回は単純に「ぶっかけうどん」でいただきます。
冷凍庫にある食材で適当にトッピングを作る。写真を撮り損ねましたが、揚げ玉もトッピングしました。
まずは見た目の美しさに感動…。さすがはヌードルメーカー、機械らしい均一な太さに仕上がっています。いい感じに艶もありますね。
そして食べた瞬間に上がる歓喜の声。「これはマジで美味いやつ!」
氷水でしめたことも大きいとは思いますが、相当なコシが出ています。むしろ出すぎなくらいに…。歯で噛みしめると、弾力で跳ね返ってくるかのような力強さ。
「生麺=柔らかい」というイメージが完全に払拭されました。
普段は「カトキチ」の冷凍うどんが好きでよく食べていたんですが、それを遥に凌駕する美味さ。はっきり言って、うどんチェーン店より美味いんじゃないでしょうか。それくらいのレベルの話。
正直なところ、「ラーメン」と「パスタ」を作るのが目的で購入したヌードルメーカーだったんですが、このうどんを食べた瞬間「もしかしてヌードルメーカーはうどんを作るためのものなのか…」とも思ってしまいました。
正直ヌードルメーカーをなめてました…
あの日の苦労は一体何だったんでしょうか…。良い経験にはなりましたが、下手な素人が作る手打ちうどんよりも、5分で完成するヌードルメーカーの方が圧倒的に美味いということです。
そもそも比べる対称が間違ってましたね。うどん専門店とも十分に渡り合っていけるレベルなんですから。
「カップ麺より美味ければ上出来」とも思ってたんですが、ほんとヌードルメーカーなめてました。すいません。