WordPressには有料・無料ともに様々なテーマがあります。
テーマを切り替えるだけで、ガラッとサイトのイメージ(デザイン)を変えることが出来るのはとても面白いですね。
しかしこのテーマが少し厄介なんです。
後になって後悔しないために、テーマ選びの際気をつけたいことをまとめました。
WordPress テーマの選び方
それでは、テーマを選ぶ際に注意したい4つのポイントを見ていきましょう。
最終的には自分の好みで選ぶことになると思いますが、最低でもこの4つは頭に入れておきましょう。
1、自分のやりたいことが出来るか?
テーマを切り替えることでデザインが切り替わる。
表面的に見たら決して間違っていないんですが、実際プログラムの中はこんな単純な話ではありません。
WordPressは「PHP」というプログラム言語をもとに構築されています。
テーマを変えるということは、これらの一部プログラムファイルが書き換えられることを意味しているんです。
PHPに関する知識があればサイトを自由自在にカスタマイズできますが、初心者にとってこれは大変難しいことだと思います。
WordPressは比較的カスタマイズしやすいことで知られていますが、あくまで知識があるうえでの話なんです。
逆にカスタマイズを想定しているのなら、そもそも複雑なテーマは使用しない方がいいです。
テーマのデモサイトを確認して、そこに無い機能は基本的に追加することは難しいと思っておきましょう。カラム数等のデザインも同じくです。
プラグインなどで簡単に追加できる機能もありますが、テーマとプラグインの相性もあり上手く機能しないなんてこともよくあります。
ですから、始めに自分の作りたいサイトをイメージして、やりたいことが確実に出来るのかを確認することがとても大切です。
2、テーマとプラグインの互換性はあるか?
先ほどテーマとプラグインの相性に触れましたが、これも重要なポイントです。
特に有料テーマ購入を検討している人は要注意です。
有料テーマのデザインは超オシャレに作り込んでいますが、その分PHPファイルの構造は複雑になっています。
また独自の機能が組み込まれていることも多いので、WordPressの基本構造と大きくずれがちです。
これには通常よりもSEO効果が高められていたり、使いやすくしているという利点も当然あります。
しかし構造が変わったために、一般公開されている便利なプラグインが組み込めないこともあるんです。
例えば、SEO効果を高める「All in One SEO Pack」という有名なプラグインがあるんですが、これは色々なとこで勧められているので使いたい人も多いと思います。
しかしすでにSEO対策済みのテーマを利用している場合は、使うことでタグがかぶって逆効果になったりもします。
有名なプラグインとの相性はよくよく調べておきましょう。
3、写真のクオリティに騙されていませんか?
これはあるあるです。
デザインにこだわりたい人には特に気をつけてもらいたいポイント。
テーマのデモサイトを見ていると必ず、
「このサイトオシャレ!」
「今風のワイドなデザインがいいね!」
といった最先端おしゃれテーマに巡り合うと思います。
自分もサイト制作者なので、デザインの参考になるようなwebサイトを見ていてこんな風に思うことがよくあります。
しかし自分も含めそんな人たちに言っておきたい。
「それただ写真のクオリティが高いだけじゃ・・・」
よくよく見てみると、きれいな花、おしゃれなカフェ、化粧品みたいなやつの写真をただ並べているだけなんてデザインじゃないでしょうか?
もちろんそれだけではなく、最近のは凝ったエフェクトが実装されていたりもします。
しかし実際webページの写真によるクオリティup効果はかなり大きいんです。
ツイッターなんかでも、ただの文字よりも写真を添えたツイートのほうが目を引きますね。
ですから、自分がきれいな写真(素材)を準備できるかよくよく考えてみてください。
こういったテーマは動きが豪華な分、写真のクオリティによっては一気にダサくなってしまいます。
単純なデザインよりも機能性を重視して見るように心がけたいですね。
4、管理ページもじっくり見ておきましょう
テーマのデモページはサイトデザイン、管理ページの2つを見ることが出来ると思います。
管理ページは、サイトの基本設定や投稿記事の編集をしたりする管理者用ページのことです。
これをしっかり確認しない人もいると思いますが、サイト設定の部分はテーマによって一部異なります。
自分が実際に使うことを想定して使い方を確認しておきましょう。
ここをよく見ることで、そのテーマで出来る機能も分かってくると思います。
最後に
WordPressをブログに利用する人は、特にSEOの対策をメインにテーマを選ぶ必要があります。
テーマはページを作り込む前に慎重に選びたいですね。