みなさん、醤(ひしお)って聞いたことありますか?
その中でもこれは「雲丹」を使った醤。
調味料やドレッシングとして使われるんですが、これには大きな可能性を感じさせられました。
料理の幅がまた1つ広がったような感覚です。
おすすめといわれている料理をいくつか試してみたので紹介します。
醤(ひしお)とは?
醤(ひしお)は食材を塩漬けしたときに出てくる液体で、味噌・醤油の原型だといわれています。
醤油と同じ字が使われているので、てっきり醤油から作られたものかと思ってたんですが、むしろ逆だったんですね。
また、使う食品によって下記の種類に分類されるそうです。
- 肉・・・肉醤
- 魚・・・魚醤
- 果実、野菜・・・草醤
- 穀物・・・穀醤
例えば味噌は、穀物である大豆を使っているので穀醤に当たります。
雲丹醤(うにひしお)
こちらが購入した「雲丹醤(うにひしお)」。
今回はたまたまネットで見つけたんですが、テレビで紹介されたこともある商品らしいです。
最近寿司屋でもウニにハマっていたところなので、面白いなーと思って買ってしまいました。
海鮮サラダのドレッシングや、シーフードスパゲティのソースに使うのがおすすめみたいです。
とりあえず少し舐めてみると、ウニの風味そのもので驚きました。
ウニに醤油をつけて食べたときと同じ感じです。
雲丹醤を使っていろいろな料理を試す
雲丹醤を使ったおすすめ料理レシピが商品に同梱されていたので、その中からいくつか試してみました。
商品レビューですすめられていたものも紹介します。
1、雲丹醤×卵かけごはん
この光景、なんか見覚えがあります・・・。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
調味料系商品のレビューは、
「卵かけごはんにおすすめです!」
と書かれている率が非常に高い気がします。
調味料のポテンシャルを測るとき、卵かけごはんは避けては通れない道なんでしょうか?
卵かけごはんに合えば良いみたいな謎の風潮がありますね。
まぁ先ほど紹介したように、醤は醤油の原型と言われているくらいなので相性は抜群でしたよ。
これに関しては、卵かけごはんがすごいということにしておきす。
2、雲丹醤×ジャガイモ
続いて紹介するのは名付けて「雲丹せんべい」。
これは同封されていたレシピのものです。
皮をむいてスライスしたジャガイモに、白味噌と雲丹醤を1:1の割合で混ぜたものを塗り、火で炙ります。
今回はオーブンを使いました。
うん、美味いですね。香りも非常に良かったです。
これも、もともと雲丹醤が味噌に近しいものなので当然合う物だと思うんですが、磯の風味がプラスされより洗練された感じがします。
この「白味噌×雲丹醤」は、ご飯にも合うでしょうね。
ぜひ試してみてください。
3、雲丹醤×パスタ
本日のメインディッシュ「雲丹風味スパゲッティ」です。
ホワイトソース系のパスタに、雲丹醤を少し加えています。
これは意外な発見がありました。
実は卵かけごはんを食べたときにも思ってたんですが、雲丹醤を加えることで料理に甘みが出るんです。
ウニってどちらかと言ったら苦味のほうが強いと思うんですが、食材の組み合わせによってはなぜか甘みを際立たせる効果があるみたいです。
今まで感じたことのない甘味だったので、これには新しい可能性を感じました。
料理に自信がある方にいろいろ試してもらいたいですね。
4、雲丹醤×酢飯
これは完全に悪ふざけの領域。
でもこれが寿司屋で食べるウニの軍艦そのものになったらヤバイなーと思って、試さずにはいられませんでした。
上手くいけばわざわざ高価なウニを注文する必要がなくなりますからね。
酢飯も準備しました。(よかったらこちらの記事も)
果たして味はいかに
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残念ながら微妙な味でした・・・。
始めに雲丹醤をなめてみたときに、ウニに醤油をつけて食べたときと同じ風味を感じたので、正直これはいけると確信していたんですが・・・。
それらしい味にはなるんですが、まったく食感がないのでどこか不自然な感じがしてしまいました。
ウニに似た食感の物に塗り付けて乗せたら良かったんでしょうか?笑
誰か試してみてください。
最後に
雲丹醤。とても面白い調味料でした。
実際料理に使うと、はじめに舐めた時とずいぶんイメージが変わります。
今回の感じだと正直味の予測がつきませんが、いろいろ試す価値ありです。
醤油・味噌系の調味料として、今後うちの料理で活躍してくれると思います。