シャトーブリアンって何者なんでしょう?
そうそう食べることは出来ませんが誰もが知る超高級部位。
先日牛肉の33種の部位を食べ比べした際に、せっかくなんでちょっと調べてみました。
シャトーブリアンはどの部位?牛1頭につき僅かの希少部位
上記画像は箇条書きにしているので分かりにくいかもしれませんが、シャトーブリアンはヒレ肉の中央の部位を指します。ヒレの中の上質な部位というわけです。
シャトーブリアンといえば最高級の超希少部位。
そもそもヒレ自体が1頭の牛から僅かしか取れないので、さらにその一部であるシャトーブリアンはほんとに少ししか取れません。
だからこそあの値段なんです。牛のブランドによってはとんでもない値段がつけられます。
シャトーブリアンの美味さの秘密
ただ希少部位というだけではなく、もちろんその美味さもお墨付き。
シャトーブリアンの肉質を見てみましょう。
シャトーブリアンは脂身が少ない
希少部位、高級部位って聞くと僕はどうしても脂身の多い肉をイメージをしてしまいます。こんなイメージを持っている人多いんじゃないでしょうか。
ですがシャトーブリアンはヒレ肉の一種。つまり脂身が少なくあっさりとした部位ということになります。
焼肉を食べに行くとよく見るのが「カルビ」と「ロース」ですね。カルビは脂身が多く、ロースは脂身が少ない。好みのが分かれるポイントです。
シャトーブリアンはロースよりも脂身が少ないといわれています。
牛の3大部位と呼ばれているのが「ヒレ」「サーロイン」「ロース」ですが、脂身が少ないからこそこの3つの中でも一番上品な肉の味を楽しむことが出来ます。
シャトーブリアンは柔らかい赤身
「脂身が多い=やわらかい」と考えがちですが、赤身なのに異常な柔らかさを誇っているのがシャトーブリアンの特徴です。
脂身が少ない部位なのになぜこんなに柔らかいんでしょうか?
理由はこれ。
牛がよく動かす部位は当然鍛えられて硬い肉質になるんです。シャトーブリアンは中央に位置する部位なのでほどんど動かすことがありません。
だからこそ赤身にしてこの柔らかさが生まれるんです。
最後に
何となく牛の部位の特徴が見えてきたんじゃないかと思います。
日本は霜降りの文化ですが、正直個人的には脂身の少ない部位の方が好きなんですよね。
適度な霜降りで柔らかさも抜群となるとほんと最強の肉です。
いつかは値段も気にせずに、がっつりとシャトーブリアンをステーキで食べてみたいものです。