家だからこそ作れる朴葉寿司を作ろうじゃないか。
店の朴葉寿司ってなんかパサパサしててあまり好きじゃありません。
そんなわけで今回は、レアな鱒(ます)を使った朴葉寿司の作り方を紹介したいと思います。
朴葉寿司の材料を調達しに行ってくるよ
それでは、うちの朴葉寿司に欠かせない材料3種を掻き集めに行ってまいります。
1、レアで食べられる新鮮な鱒(ます)を調達
まずは、朴葉寿司に欠かせない「鱒(ます)」ですね。
毎年お世話になっている、お得意の魚屋さんに用意していただきました。
今年も良い鱒をありがとうございますっ!
約640g。これで一升分の朴葉寿司を作ることが出来ます。(量は魚屋さんに相談してみるといいかもしれませんね)
また、小さいサイコロ状にカットした鱒を酢飯に混ぜ込んで作る朴葉寿司もありますが、この切り方がボリュームがあっていいと思います。
なにはともあれ、新鮮な生食用の鱒を使うのがポイントです。
2、裏山から朴葉を採ってくる
続いて「朴葉」の調達です。これがないと始まらんですよ。
猪と熊がよく出没するので、武器を手に取りフル装備で山中に突撃。僕は基本安全な車内から仲間に指示を出します。
一升に対して40枚くらい確保しておけばOK。(大きめの朴葉でこの枚数)
朴葉は濡れタオルで汚れをよく拭き取りましょう。店で買うものも結構汚れてるんですよ。
最後に茎の部分をカットすれば朴葉は準備完了です。
3、庭のみょうがたけを採取
朴葉寿司のちょっとしたアクセントとなるのが「みょうがたけ」。紅ショウガだけでは出せない味が楽しめます。
みょうがたけとか言ってますが、味は普通のみょうがと大差ないです。
これもなぜか庭に生えてるんですよね。みょうがたけの栽培って難しいらしいんですが・・・。
うちの庭はほんと勝手に食材が生えてるんで、これは有効活用するしかありません。
ちなみに使うのは下の白い部分。
メインとなる材料は揃ったので、いよいよ朴葉寿司を作っていきましょうか。
朴葉寿司の作り方
材料
- 酢飯 一升
- 鱒(ます) 640g
- 朴葉 40枚
- みょうがたけ 適量
- 紅ショウガ 適量
手間はかかりますが、やる事自体はとても簡単です。
鱒をつまみ食いしながら頑張りましょう。
1、酢飯の準備
まずは酢飯の準備。
酢飯作り方はこちらを参考にするとおいしくできますよ。おすすめの分量です。
米を炊いている間に、他の材料を準備をしていきましょう。
2、鱒(ます)を酢で締める
鱒(ます)を酢で締めていきます。
酢200g、砂糖160g、塩40gの割合で混ぜたものを沸騰させ、鱒にかけていきます。
熱湯をかけても意外と中まで火は通らないのでご安心を。
このまま置いておきましょう。
3、みょうがたけを切る
先ほど紹介したように可食部は根元の白い部分です。
みょうがたけのハカマをたらの芽と同じ要領で取ったら、こんな感じに切っていきます。
そしたら鱒と同じ酢に漬け込みましょう。
4、食材の準備が整ったらいよいよ朴葉寿司を作っていく
準備が整ったら朴葉寿司を作ります。
酢飯、鱒、みょうがたけ、紅ショウガを朴葉で包んでいきましょう。
こんな感じで盛り付けてみました。これはもう美味いですね。
あとは木の桶に詰め込み、数時間待てば完成。(目安は朴葉の裏側の色が変わるくらい)
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朴葉の香りがつくまで我慢ですよ!?
最後に
この朴葉寿司の美味さは食べれば納得でしょう。とにかく、このレアの鱒がたまらなく美味い。
これは、販売されている朴葉寿司ではなかなかできないでしょうね。
実は、余った鱒をそのまま食べるのが一番の楽しみだったりします。