ダイエット食品としても定評のある「鶏ささみ」。安くてヘルシーな肉として、日本の食卓に完全に定着しましたね。
今回はそんな鶏ささみプラス「大葉」を使って家庭焼き鳥を作っていこうかと。
鶏ささみの串打ちはとある本を参考にさせていただきました。これがまた面白い本でして…。
炭火は準備が面倒なんでオーブンで代用。最後に特製ソースと一緒にいただきます。
【焼き鳥】大葉と一緒に鶏ささみを串打ちするよ
鶏肉のあらゆる部位の”捌き方”と”串打ち”が網羅された本。その名も「やきとり大全」。
焼き鳥オンリーで全255ページにもわたる超大作。本の厚さだけでなくサイズ自体がデカい。
料理、居酒屋好きの僕としては、見るだけでもなかなか楽しめる一冊でした。
今回はこれに従って鶏ささみの串打ちをしていこうと思います。
1、鶏ささみを薄く平らに捌く
大葉が巻きやすいように、ささみを薄く平らに捌きます。(横からもう片方のぎりぎりまで包丁を入れ開くイメージ)
できればついでに白い筋も取っておきましょう。
筋が取れて平べったくなってきました。
さらに両脇の盛り上がったところに包丁を入れて開いていきます。
これがささみを薄く捌く方法。
他の料理にも応用できそうです。
2、捌いた鶏ささみで大葉をクルクル巻く
捌いた鶏ささみで大葉を巻いていきましょう。
このサイズなら3枚くらいが良いでしょうか。どうぞご自由に。
ささみの幅が狭い方から巻いていくのがポイント。
クルクルクルと…。「巻く」ってなんか凝った料理作ってる感じがして高揚しますね。
3、串打ちのコツは5つ
巻き終わったら4等分にカット。これでちょうど一口サイズになります。
なぜか想像以上に大葉が中央に密集しましたが気にしません。
そして串打ち。
「やきとり大全」によると、串うちのポイントは5つ。
- 繊維に対して垂直に打つ
- 重心をとらえる
- 厚みを揃える
- 重量を揃える
- 末広がりに打つ
部位や打ち方にもよりますがこれが串打ちの基本。
それぞれの理由等、詳しくはまたの機会にでもまとめたいと思います。
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4、オーブンで約6分
あとは焼くだけ。
本来は当然炭火で焼き上げるんですが、準備が面倒なのでオーブンを使用。
両面3分位ずつ焼けば中まで火が通ります。
ささみは火の通りが早いので、様子を見ながら調整しましょう。
5、特製の梅マヨソースに付けておあがりよ
ささみが焼きあがると、大葉のクルクルが綺麗に浮かび上がってきました。
炭火じゃないので焼き目はいまいち…。バーナーでも使えば見栄えが良くなるでしょうか?
最後に、シェフの気まぐれ「梅マヨソース」を添えておきました。
ささみは味が淡白なので、何かしらソースのようなものがあると良いですね。
作り方はたたいた梅とマヨネーズを和えるだけ。大葉、鶏ささみとの相性は言うまでもないでしょう。
これで鶏ささみのパサパサ感も低減されます。
最後に
「串打ち3年、焼き一生」と言われる焼き鳥。
打ち方もいろんな種類があって、深く調べてみると結構面白いんですよねこれが。
家庭でやる時は炭火の準備が大変ですが、オーブンで妥協してしまえば手早く作れます。
ちょっとしたつまみには最高っす。