低温調理で豚ヒレカツサンドを作りました。
牛肉と違って、豚肉は「ちゃんと火を通さないといけない」なんてイメージあるじゃないですか。
大抵家で焼くと、脂のない部位はパサパサになるんですよ…。鶏肉も同じ。
だから今回は、脂のない豚ヒレ肉を低温調理でしっとりジューシーに仕上げてみました。
低温調理器マジで優秀です。
低温調理で作る豚ヒレカツサンド
それでは豚ヒレカツサンドを作っていきましょうか。
まずは豚ヒレブロックを低温調理するところからですね。
1、豚ヒレブロックのサイズ調整
とりあえず、豚ヒレブロックを食パンに挟めるサイズにしたい…。
なんとか切り分けてみましょう。
食パンの縦幅に合わせて、豚ヒレブロックをぶつ切りにします。
これを観音開きにして広げていくんですが、食パンは縦幅の方が微妙に長いので、開いた時のサイズを想定しながら決めると綺麗に収まりますね。
中央から徐々に開いていきます。
豚ヒレ肉が好きな厚さになるように包丁を入れる…。
さらに両サイドにも包丁を入れ、肉を広げていきましょう。
肉を断ち切らないように注意です。
こんな感じになりました。
最終的にパン粉を付けて揚げるので、このときの不格好さはさほど気にしなくてOKでしょう。
2、開いた豚ヒレ肉を低温調理(63度で50分)
豚ヒレブロックが捌けたら、ジップロックに入れて低温調理開始です。
この段階で味付けは特にしてません。
63度で50分。
ちなみに、今回使った豚ヒレ肉は450gで、開いた後の厚さは1.5cmくらいでした。
低温調理器がない場合は、炊飯器で代用することもできるので参考にどうぞ。
3、低温調理した豚ヒレ肉の水気を取り、パン粉を付けて揚げる
低温調理が完了しました。
これ以上火を通したくないので、水の中にさらしてちょっと置いておきましょう。
低温調理って火の通し加減が重要なので、必要な時間熱を通したらあとはできるだけピタッと止めたいんですよ。
水気を取ったら「塩」と「ブラックペッパー」を振って軽く味付け。
そしたら「小麦粉」→「卵」→「パン粉」を付け、豚ヒレカツを作る準備をしましょう。
パン粉付きました。揚げます。
火を通す必要はないので、ここは表面をきつね色にするためだけの工程。
揚げ時間は、強火(200度)でサクッと1分…。
これで豚ヒレカツは完成。
4、豚ヒレカツ用のソースを作る
ソースはお好みで作ってみてください。
ちなみに僕は、「ウスターソース:大さじ2」「とんかつソース:大さじ2」「中農ソース:大さじ2」「ケチャップ:大さじ2」を合わせて作りました。
豚ヒレカツにぬっておきましょう。
5、豚ヒレカツを食パンでサンド
焼いた食パンで豚ヒレカツをサンド。パンの耳は邪魔なのでカットしました。
ちなみにパンの厚さは6枚切り。これくらいがちょうど良い気がしますね。
あと、三等分すると食べやすいし絵になります。
低温調理した豚ヒレカツは、パサつかずしっとりジューシーな食感
こちらが完成した豚ヒレカツサンド。
低温調理した豚肉は、包丁で切ると徐々にピンク色になっていきます。不思議…。
牛ヒレ肉のように、本来豚ヒレ肉も火入れを間違えなければとても柔らかい部位なんですよ。
しっとりしていながらもジューシー。高級感のある食感です。
あきらかに一般的なカツサンドのワンランク上をいってますね、これは…。
豚ヒレカツサンド…。低温調理ならではの料理でした。ぜひお試しあれ。