ネットショップには「カート型」と「モール型」の2種類あるのをご存知でしょうか?
「結局どっちがおすすめなの?」
って話なんですが、正直どちらにもメリット・デメリットがあり、一概にこっちが良いとは言いきれません。
つまり、自分の運営スタイルによって選ぶ必要があります。業種によってどっちが良いか決める必要もある。
超簡単にそれぞれの特徴をまとめておくので参考にしてみてくださいね!
「カート型」ネットショップの特徴
カート型は別名”独自ネットショップ”とも呼ばれます。
”独自”と言うくらいですから、自分でネットショップを作り上げるスタイルのことですね。
といっても、1からなにもかも自分で作る必要はないので安心してください。
「カラーミー」や「おちゃのこネット」など、web素人のネットショップ立ち上げをサポートしてくれるサービスがあるのでそれを使います。
簡単に特徴を見てみましょう。
サイトデザインは自由自在
ネットショップの顔はいうまでもなく「サイトのデザイン」です。実店舗でいうところのお店の外観や内装。
お客さんはお店の印象をそこで判断するしかありません。
サイトのデザインはネットショップにおいて重要な要素です。
そりゃあ、どう考えてもオシャレなデザインのお店の方が印象いいですよね?成約率にも少なからず影響することを知っておきましょう。
カート型はモール型に比べて圧倒的にデザインの幅が広がります。これは間違いない。
厳密にいうと自由自在とまではいかないんですが、両者には圧倒的な差がありますね。
ただし、自由度がある分、ある程度自分で作り込む必要があることは理解しておきたいところ。といってもやりながら勉強していけばOKなレベルの話なので安心してください。
商品をブランド化したいならカート型
これはサイトデザインの話に関連する話ですが、売る商品をブランド化したいならカート型をおすすめします。
独自のショッピングカートを使っているというのは、やはりお客さん側からすると「しっかりしたお店」という印象がありますよね。
モールに並ぶ商品は、どうしてもお店の名前に目がいかないもの…。
自分のサイトを持っているということが、後々大きなパワーを発揮してくれます。
商品に思い入れがあり、これから大きく育てていくつもりがあるならカート型の利用を検討してみてください。
その商品に対する熱量の違いでカートタイプを選ぶケースもあるということです。
ただし集客は難しい…
ここまでの情報だとカート型一択なんですが、もちろんデメリットもあります。
それは集客力。
ショッピングカートサービスを使って独自に作ったサイトは、自分自身の力で集客する必要があります。
自分で集客することは本来当たり前の話なんですが、実はモール型なら初心者でも集客しやすい仕組みになってるんですよ。これは後ほど紹介します。
カート型ネットショップを利用するなら、集客の手段も一緒に考えておく必要がありますね。
「モール型」ネットショップの特徴
モール型はズバリ「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」などのネットショッピングモールに出店する方法です。
ネットショッピングを利用したことある人なら分かりやすいと思いますが、それぞれのサイトで検索するとその一覧の中に自分のお店の商品が並ぶことになります。
事例:ネット販売初心者【楽天市場】詳細はこちら
モール型は初心者も集客しやすい
先ほども少し触れましたが、モール型のメリットは「集客力」を持っていることです。
「楽天市場」と「Amazon」が代表的ですが、やはりもともとブランド力がありお客さんが来るところに商品を並べたら、売れやすくなるのは至極当然の話ですよね。
ネットショップは集客が命です。
「モール型を選べば集客力は安心!」とまでは言わないものの、少なくとも”人の目に触れずにまったく売れない”というパターンは回避できます。
ネットショップ素人からすると安心感はありますね。
簡単に出店できるが費用がかかる
モール型はとにかくネットショップ素人に優しい仕組みになっています。
カート型と比べ、出店に対する手間も少ないです。とにかく簡単。
その代わり費用がかかります。
楽天を例に挙げるなら最低でも月額約20,000円。その他初期費用もかかります。
広告費の一環と割り切ることも出来ますが、人によってはこの金額がハードルになるかもしれません。
ショップや商品の名前が認知されにくい
楽天やAmazonで買い物をしたことはあると思いますが、その商品がどのメーカーで販売されているものなのかを理解して買っている人ってどれくらいいますか?
もちろん「このメーカーのこの商品が欲しい!」みたいに、決め打ちで検索して購入する場合は別ですよ。
たぶん多くの人が、お店の名前なんて気にせず買ってるんじゃないでしょうか。
「とにかく売れればOK」と思うならそれはそれでありなんですが、やっぱり自分が生み出したショップ名や商品名を売り込みたいと思いませんか?
そこで初めて新しいビジネスチャンスが生まれることもありますし、いつまでも名前が売れないのは長い目で見ると寂しいことかもしれません。
あなたは自分の未来のショップ像をどう考えてますか?
カート型とモール型が一緒になったサービスもある!?
最近は、この「カート型」と「モール型」を組み合わせたサービスもあります。
その代表が「BASE(ベイス)」です。
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オリジナリティのあるサイトを作れるかつ、モールも備わっていて集客もしやすい。
現時点では、これが1番とまでは言い切れないものの、ネットショップ初心者にとって使いやすいサービスであることは間違いありません。
費用もかからないので軽い気持ちで出来ちゃいます。
どれを選ぶかはショップの方向性しだい
結局どちらが正解かは分かりません。
カート型で成功した人もいれば、モール型で成功した人もいますから。
それでも、しいて適正を判断するとしたらこんなところでしょう。
- カート型・・・長期的にでもブランドを育てていく熱量がある人
- モール型・・・集客力に自信がない人
初心者にはやはりモール型がおすすめですが、長期的に見た時にカート型の得られる恩恵が大きいのも事実。
お金のことも踏まえ、自分の環境から判断してみてください。