ハンバーグの材料をそのまままとめてフードプロセッサーへ…。
フードプロセッサーのイメージ画像なんかでよく見かける光景です。
しかし、この作り方では失敗する可能性が高い。
ただフードプロセッサーで混ぜるだけではこんな感じのハンバーグになるよってのと、失敗しないためのコツを紹介します。
フードプロセッサーで作るハンバーグ。失敗しないコツは?
食材を一気に入れるには容量が足らないので、材料2回にを分けて投入していきます。
まずは、「挽き肉」と「玉ねぎ」を混ぜ合わせる。
ちなみに手作業で作っていたときは、玉ねぎは細かく刻んで炒めてから混ぜ合わせていました。
「生のまま玉ねぎ入れたらどんな感じかなー」と思っていましたが、ここで想定外の事態が発生。
玉ねぎの消失…。
玉ねぎが跡形もなく消えてしまいした。
【フードプロセッサーあるある①】
食材が想定以上に細かく刻まれる。
フードプロセッサーにまとめて食材を入れ調理する場合、食材ごとに大きさを変えるのは至難の業。
「混ぜる」「刻む」などなど、いろんな調理が出来るのがフードプロセッサーですが、それをまとめてやろうとするとなかなか上手くいきません。
玉ねぎは完全に水分となってしまいましたが、構わず残りの食材も入れていきます。
「パン粉」「卵」「その他調味料」を加えてまた混ぜる。
ハンバーグのたねとは思えない色…。もはや何が入っているのが分かりません。
【フードプロセッサーあるある②】
最終的に食材は完全に一体化。
匂いはハンバーグですが、見た目は完全に白身魚のつみれですね、これ。
フードプロセッサーを使えば食材はどこまでも細かくなります。それこそ、どんなものでも最終的には液状にしてしまうんじゃないかと思うほどに。
食感がほしい食材はできるだけ最後に入れるようにしましょう。
あわせて読みたい
とはいえ一応ハンバーグらしいものは完成しました。
想像通りの超ゆるゆるハンバーグ。豆腐ハンバーグよりもふわふわです。
いかにもヘルシーな食材で作ったかのような味。
これはこれで1つの料理としてはありですが、ハンバーグのつもりで食べたらがっかりですね。
フードプロセッサーに食材をまとめて入れるのは危険
今回の失敗?の原因はどう見ても「玉ねぎ」でしょう。
玉ねぎは水分を多く含む野菜。フードプロセッサーに長時間かけると完全に液状になってしまいます。
フードプロセッサーでこういった食材を扱うときは、最後の最後に入れるようにしましょう。
もしくは、最初にフードプロセッサーで好きなサイズに刻んでおいてから、一度取り出し最後に混ぜ合わせるとか。
食感を残したい食材なんかは、面倒ですがこのどちらかのやり方をする必要があります。
フードプロセッサーは、「食材をまとめて入れてスイッチオン」する印象が強いですが、料理によっては失敗する可能性が高い。
簡単に調理出来るのがフードプロセッサー本来の良さですが、美味しく作るためには多少の手間はかかりますね。
最後に
フードプロセッサーで調理するときは「食材を入れるタイミング」が重要。
水気の多い野菜なんかは特に気を付けましょう。
ただ混ぜれば良いってわけにはいかないものですね。