「家での焼肉は、店の焼肉に比べるとなにか物足りない」
こんな風に思ったことがある人は多いと思います。
肉のせいだろうと思い、奮発して高い肉を買ってきても変わりませんでした。
家と店では同じ量でも値段は全然違うので、何とか家でお手頃に焼肉を楽しみたいと思っていたところ、良い方法に巡り合えました。2つのポイントがあるんですが、このおかげで我が家の焼き肉は劇的に変わりました。
安い肉でも漬け込みで美味くなる!
1つ目のポイントは肉の漬け込みです。少し手間はかかりますが、家でおいしく焼肉を食べるためには欠かせません。
どれだけ高い肉を買ってきても、店の焼肉に比べると物足りない。そんな人に試してもらいたいです。
今回はスーパーで半額の肉を1kg買ってきました。
このまま焼くのはもったいない。早速漬け込んでやりましょう。
漬け込みに使う「もみダレ」は普通にスーパーで売られている焼肉のたれで十分です。自分で作るのも面白そうですが、貴重な肉なので失敗は許されません。安全策を取りましょう。
追加ですりおろしたリンゴやニンニクを入れるのもいいと思います。
さらにここで少しアドバイスしておきたいことがあります。
焼肉のたれは、「つけダレ」なので濃い目に作られています。つけ麺のスープが濃いのと同じです。通常漬け込みは長時間かけてやるものですが、市販のたれを使う場合はやりすぎに注意です。
実は今回張り切りすぎて数日前から漬け込んでいたんですが、かなり味がしみ込んでしまいました。いくら漬け込んである肉とはいえ、食べる時はつけダレも使いたいです。
これまでの経験上、半日も漬け込めば十分変化が出ます。ただ肉は過去に類を見ないくらい柔らかくなっていたので、これはこれでありだと思いました。
安いオージービーフなんかは臭さが気になりますが、長時間の漬け込みで多少はごまかせると思います。
自宅が焼肉店に!「マーブルセラコール」
家でおいしく焼肉を食べるための2つ目のポイントは、焼肉プレートにあります。
網焼き、炭火焼、鉄板焼き、七輪などなど。肉を焼く方法は結構あって、どれも良い所があるので焼肉店によっても様々ですね。
今回紹介するマーブルセラコールは家庭向けに開発され、代表的な焼き方の良い所取りをした面白い焼肉プレートです。
何度か使ってみたので、実際に使っての感想と一緒に4つの特徴を紹介します。
1.手入れが簡単!焦げ付かないマーブルコーティング
まず紹介したいのが、マーブルコーティングのプレートです。フライパンにもよく使われているので知っている人も多いのではないでしょうか?
この加工が焦げ付きを防ぎます。我が家ではタレに漬け込んだ肉を焼くので、さすがに汚れるんですが、軽く拭くだけでパラパラと焦げが落ちてくれます。
2.セラミック炭を使った焼肉店さながらの焼き上げ
真ん中で異彩を放っているのが、「マーブルセラコール」の「セラコール」部分です。
セラミック炭と呼ばれるものですが、これを温めることで遠赤外線が発生します。
赤外線は、肉の表面を一気に焼き上げてうま味を閉じ込めてくれる働きがあるといわれています。よく「炭火焼は美味い」と聞きますが、これの事を言ってるんですね。
ちなみにこのセラミック炭は交換不要で、半永久的に使えるそうです。
焦げ付きにくい「マーブル加工」と、遠赤外線を発生させる「セラミック炭」を合わせて「マーブルセラコール」と呼んでいるんですね。
3.肉の余分な脂は下の受け皿に!
焼肉で出た脂は、プレートの周りに空いた穴から下にある受け皿に流れていきます。(使用する際はこの受け皿に水を張っておきます)
写真では分かりづらいですが、プレートが緩やかな山状になっているので自然と脂を落としてくれます。食べ終わった後は、受け皿に溜まった脂の量に驚きますよ。
通常のホットプレートで焼肉をしていた頃は、後半脂が気持ち悪くて食べれなくなるのが当たり前でしたが、初めてこの焼き肉プレートを使った時は全然気持ち悪くならない自分に驚きました。食欲が収まりません。
個人的にはここが一番感動したポイントです。
店での焼肉と比べて、家での焼肉はすぐに気持ち悪くなってしまう人、結構いるんじゃないでしょうか?
4.室内に適した煙の出にくい仕様
これまで紹介した3つの特徴から煙が出にくい焼肉プレートとなっています。
購入時の商品紹介ページでは、この点が特に押されていましたが確かに実感しました。
さすがにホルモンを焼いたときは大量の脂が出たので煙も上がりましたが、それ以外は全く気になりませんでした。狭い室内でも心配はいらないと思います。
ちなみに煙を発生させたホルモンはこちらです。これがまた絶品なんです。
正直焼肉プレートでここまで変わるとは思っていませんでした。
よくよく見てみると、確かに焼肉店のプレートもこんな感じだなと納得できました。
ぜひ体感してもらいたいです。
ちなみにカセットコンロは別で用意する必要があるので気を付けてください。
最後に
家での焼肉は、どうしても店に劣ってしまうとずっと思っていたんですが、この2つを変えてからずいぶんと変わりました。
ゆっくり自宅で食べる焼肉は最高です!