めったにない特売で1匹100円の刺身用サンマを買ってきました。
サンマって自分で捌くことができれば、家飲みとしてかなりコスパの良い刺身なんです。
今回はサンマの刺身の美味しい食べ方を紹介していきますよー。
スーパーに並ぶサンマは刺身で食べられるのか?
スーパーでよく90円くらいでサンマが売られていますが、その大半は刺身では食べられません。
ちなみに僕がよく行く魚市場では、刺身用のサンマは通常250円から販売されています。
「刺身OK」とあるもの以外は基本焼く必要があると思っておいた方が安全でしょうね。腹壊します。
どうしても気になる場合は店員さんに聞いてみてください。サンマの刺身パックが並んでいたら可能性があるかもしれませんのでね。
サンマの捌き方はそれほど難しくありません
サンマを捌くのはさほど難しくありません。
骨も細いので、一般的な三徳包丁でも十分捌けるはず。
自分で捌けるようになると、刺身1つをとってもいろいろな食べ方ができるようになるんです。しかも安い。
最近は捌き方動画も多く、ちょっと確認すればそれなりに捌けるようになりますよ。
サンマの刺身の美味しい食べ方
それでは、サンマの刺身の食べ方を紹介していきたいと思います。
サンマのお造り
まずはサンマのお造り。
刺身をそのまま食べるのも良いですが、ここで一工夫してみましょう。
写真のように、格子状に包丁を入れることで舌触りが面白くなるんですよね。普通に切るのとでは全くの別物。
割と深めに切り込みを入れるのがポイントです。
これはぜひ試してみてください。
サンマの握り
続いてサンマの握り。
握るのは面倒な工程ではありますが、せっかく新鮮なサンマを買ってきたので手間は惜しみません。
自分で捌けば「肝醤油」も作れるので、ここまでするとかなり本格的になってきますね。
肝醤油はこんな感じで作ってみてください。
- サンマの肝を湯通し
- 湯通しした肝をすり鉢ですり潰す
- 醤油を少量加えて肝醤油の完成
ちなみにサンマ1匹で6~8貫は握れます。
寿司屋換算するとかなりお得なはず。
あとサンマの炙りも美味いです。
サンマは脂がすごいので、炙るとそれはもうやばいことになります。美味さがとどまるところを知りません。
これは醤油よりも「塩」や「おろし醤油」で食べるのがおすすめですね。
そんなわけで、毎度おなじみ酢飯の作り方はこちらを参考にどうぞ。
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サンマのなめろう
刺身をカットするときに出た切り落としはなめろうにしましょう。
「味噌」「ショウガ」「ネギ」「醤油」を適当に混ぜて包丁で叩きます。
なめろうといえばアジが有名だと思いますが、個人的にはサンマの方が好きなんですよね。
脂が多いので甘みが強く口の中でとろけます。
軍艦にしても面白いですよ。
サンマの刺身は皮付きでも食べられます
サンマの刺身の食べ方を紹介してきましたが、今回はすべて「皮引き」をしてから食べました。
かといって皮が食べられないわけではないんですよ。普通に食べられます。
例えばこちら。
これはイワシですが、こんな風に皮面に切り込みを入れると皮の食感を気にせず食べられます。
逆にこの食感が好きな人もいるんですけどね…。というか僕は好き。
多くの魚は皮と身の間に脂があるので、皮つきで食べるのも全然ありなんですよね。
ただし、美味しく食べるために鱗はしっかり落としておきましょう。
目には見えづらいですが、サンマにも細かい鱗が沢山ついています。
サンマの刺身で残った骨は「骨せんべい」に
サンマの骨は捨てずに骨せんべいにします。
小麦粉をまぶして揚げるだけ。揚げ時間は若干長めに取りましょう。
これがまた美味いんですよ。いやいやほんとに。
寿司や刺身の間に時折温かいものが入ると箸も進みますしね。
おすすめです。
刺身には自分で捌くからこそできる食べ方がある
今回はこんな感じの家飲みになりました。
中にはスーパーにあるパック売りの刺身ではできない食べ方もありますね。肝醤油や骨せんべいなんかは店でもそうそう出てこないですよ。
ここに自分で捌く楽しさがあると思います。ぜひやってみてくださーい。