昨年は、栗きんとんの発祥地「中津川」で栗きんとん巡りをしてきました。
そこで全15種類の栗きんとんを食べ比べてみたんですが…。ズバリ僕が一番美味しいと思ったのは「新杵堂」の栗きんとん。
もちろんどれも美味しかったんですが、1番を決めるとなると正直これがダントツのトップです。地元民として昔から栗きんとんには親しみがあったんですが、これは衝撃的な出会いでした。
ぜひ皆さんにもおすすめしたいと思ったわけです。
食べ比べの結果、1番美味しい栗きんとんは「新杵堂」だった
今年はいざ新杵堂の本店へ。
しっとりした口当たり、口の中に広がる栗の風味は1年たった今でも忘れられない。
細かく裏ごしされたなめらかさが何とも言えない栗きんとん。今年はこの店一点狙いでいくと一年前から決めてました。
店内には栗きんとん以外にも、栗を使ったお菓子が並びます。なんとその数10種類以上。
大福、どらやき、ケーキなどなど…。目移りしてしまいそう。
ですが、今回のお目当てはあくまでも”栗きんとん”。
お店の店主さんの話によると、栗は採れる時期によって「早生栗」「中生栗」「晩生栗」の3種類に分けられるんだとか。
早生栗は早くも8月末から採れるらしいです。
「栗は木から落ちた瞬間が一番の食べごろ」(店主さんの言葉)
ですから、栗が採れる時期同様の8月末ごろから店頭に今年の新作栗きんとんが並べられます。
今回訪れたのはまさにこのタイミング。今年採れたての栗を使った栗きんとんを購入することが出来ました。
唯一無二のなめらかさ!ぜひおすすめしたい栗きんとん
他メーカーの栗きんとんと比べて特徴的なのはやはり「”しっとり”していて”クリーミー”な口当たり」。おすすめの理由はこれに尽きます。
なめらかさでいったらこの栗きんとんの右に出るものはないでしょう。少なくとも食べ比べた15種類の中では唯一無二の存在。他のものでは味わえませんでした。
僕も自分で栗きんとんを作ったことがあるから分かるんですが、栗って本来はパサパサしているもののはずなんです。
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伝統的な製法にこだわり栗と砂糖のみのシンプルな材料を使っているそうですが、ここまでなめらかな栗きんとんはなかなか作れるものではないでしょう。
栗きんとんを食べたことない人にももちろんおすすめできますし、むしろ食べたことがある人にこそ一度「新杵堂の栗きんとん」を食べてみてほしい。
最後に
やっぱり新杵堂の栗きんとんは良いですねー。毎年この時期には欠かせない恒例行事となりそう。
また、お店の店主さんからは、栗きんとん雑学を色々聞かせていただきました。
さすがは栗きんとん作りのプロ。そうとう栗きんとんにこだわっているのが伺えます。興味がある人は実際に中津川に足を運んでみるのもおすすめ。
作り方のアドバイスなんかもいただけたんで、栗が採れ次第試してみたと思います。