こんにちは。家飲みブロガーのりょう(Twitter)です。
今回はSOTOの燻製器「スモークポット」を紹介させていただきます。
室内で使える燻製器で、誰でも手軽に燻製できるのが魅力です。
僕は室外で使う本格的な燻製器も持ってるんですが、正直普段使いには断然スモークポットを推します(笑)
これで十分本格的な燻製ができますので。
また、ちょっと前に冷燻ができる燻製器を紹介しましたが、一般的な燻製をするなら今回紹介する鍋型の燻製器の方がおすすめです。
これでまた家飲みのおつまみレパートリーが増えますね。
SOTOの燻製器「スモークポット」の特徴
こちらが新たに導入したSOTOの燻製器「スモークポット」。
「Don(平型フタ)」と「Coro(丸型フタ)」の2種類の形状があるんですが、僕はDonを選びました。
こちらの方が温度計が食材に当たりにくい設計になっているからです。
室内で燻製ができる
スモークポットは室内向けに作られた燻製器なので、煙を気にせず手軽に本格燻製ができるのが魅力。
実際に使ってみると、蓋や温度計の隙間から煙は出てくるんですが、他の燻製器と比べるとかなり少ないです。
換気扇を回しながら使えば室内に匂いがこもることはありませんでした。
使用する燻製チップも10g前後で良いみたいなので、最後に燃え尽きた燻製チップを放置さえしなければ、匂いに関する心配はゼロといって良いと思います。
キッチンに匂いが付くことを心配している方もどうぞご安心を。
温度計付き
また、温度計が付いてくるのも大きいです。
スモークポットみたいな燻製器は他にもあるんですが、温度計が付いている商品となると絞られてくるんですよ。
燻製は温度調整が重要なので、正直温度計の付いていない燻製器は不便です…。
webに転がってるレシピにも温度が書いてあるので、それに合わせて最適な火入れができるというのはうれしい。
同性能の燻製器と比較して値段もお手頃。導入品としても非常におすすめできる商品です。
スモークポットで作れる燻製料理は?
スモークポットで出来る燻製は「熱燻」と「温燻」です。
どちらも食材に火を入れながら燻製する手法ですが、基本的に違うのは温度だけと思ってもらえたらOK。
SOTOの温度計によるとこんな感じで分けられます。
- 温燻・・・50~80℃
- 熱燻・・・80~120℃
ちなみにコンロで火にかけると、弱火~中火くらいでこれくらいの温度が保てるようになってます。
最初は強火で、燻製チップから煙が出始めたら火を弱めて温度調整するのがコツです。
鍋に入る食材ならなんでも燻製できる
スモークポットは、鍋に入る食材であれば何でも燻製可能です。
サイズは幅23×奥行23×高さ16.5cm。
入りきらない食材は小さくカットして燻製してあげればOK。
そもそも現代の燻製は、保存食を作るというよりも”お酒のつまみ”というイメージが強いですからね。
そういった意味ではこれくらいのサイズがあれば十分です。その分メンテナンスも楽ですし。
冷燻はできない
無理やり弱点を挙げるとすれば「冷燻」が出来ないところでしょうか。
冷燻は火入れをせずに燻製する手法なんですが、本来これは特殊な設備がないとできない難しい方法です。
例えばお刺身の燻製など…。
表面が焼けて中がレアの状態にすることならスモークポットでも出来ますが、完全に生でというわけにはいきません。
どうしても軽く湯引きしたくらいには火が入ってしまいます。
これはこれで美味しいから良いんですけどね(笑)
ちなみにどうしても冷燻がやりたい方は、前回紹介した「フードスモーカー」を使えば家でも簡易的な冷燻ができます。
燻製にハマった方はこの2つを使い分けるのがおすすめです。
お手軽燻製器で家飲みのクオリティもアップ
まずは試しに「燻製チキン」を作ってみました!
100℃前後で15分ほど燻製しただけなんですが、たったこれだけの時間でかなりの燻香が付いてます。
あとこれ、塩とブラックペッパーしか振っていないんですよ。
燻製によってここまでの色が付いたんです。醤油とか一切使ってません(笑)
ちなみに僕は「スモークタワー」という室外で使う本格的な燻製器も持ってるんですが、仕上がり自体は全く劣らないように思えました。
メンテナンスを含む使用感も圧倒的に上ですし、正直このサイズの食材ならスモークタワーの出番はないでしょうね(笑)
燻製は同じ食材を使っても、チップの種類や食材の下味によって仕上がりが大きく変わります。
紹介した通り意外とサクッと作れますし、これで家飲みのクオリティも数段アップすることでしょう。
室内での燻製に興味がある方はぜひ!