魚を炭火焼きにしたり、藁焼きするときに使われる鉄串。
正式には「魚串」という名前なんですが、これがあると魚料理の幅が一気に広がります。
ここでは、そんな魚串を使ってできる料理やおすすめのサイズを紹介したいと思います。
グリル焼きでは味わえないワンランク上の焼き魚が楽しめますよ。
魚串を使ってできる料理
魚串は「炭火焼」や「藁焼き」などに使います。
今は簡単に魚が焼けるグリルが当たり前にあるので、正直よほどの料理好きじゃない限りここまですることはないでしょうね。
ただ、もちろん手間暇かけてこだわっただけの味は期待できます。
何といっても香が段違い。
魚串を使わないと作れない料理もあるので、料理好きの方にはぜひ一度やってみてもらいたいです。
1、魚の炭火焼き
炭火焼きはどんな魚にもおすすめです。
焼肉も同じですが、遠赤外線によりうまみ成分を逃すことなく焼き上げることができます。
また、鰻のかば焼きに代表されるように、タレをつけながら焼けるのもポイント。
例えば写真にあるサンマは、肝醤油をかけながら焼くことで、一般的な塩焼きでは味わえない美味さが堪能できます。
グリルではできない焼き方ができるのは非常に面白いです。
2、魚の藁焼き
藁焼きといえば「カツオのたたき」ですね。
これも魚串がないと作れません。
実は魚串を使わずに網の上で作ったこともあったんですが、その時は網にくっ付いてしまい盛大に失敗しました…。
魚串を購入したら、ぜひ最初はカツオのたたきを作ってみてほしいです。サーモンの藁焼きもおすすめ。
ガスバーナーでは味わえない香りが楽しめます。
魚串のおすすめサイズは?
魚串はサイズが多くてどれを買えば良いのか迷うと思います。
選び方のポイントは「太さ」と「長さ」。
魚串の太さを選ぶ
魚串の太さは
- 1.6mm
- 2mm
- 2.5mm
- 3mm
のものが多いです。
細い方が魚の身を傷つけずに済みますが、その分魚の重さを支えづらくなってしまいます。
長さにもよりますが、2mm~2.5mm辺りを選んでおけば問題ないでしょう。
魚串の長さを選ぶ
魚串の長さは20㎝~60㎝までと幅広いです。
火を扱うので、ある程度長めのものを選んでおくことをおすすめします。
家庭で使うことを想定すると、50㎝や60㎝は長すぎかもしれませんが、長くて困ることはほとんどないでしょう。
ちなみに僕が使っているのは「太さ2mmで長さ42cm」の魚串です。
このくらいのサイズ感が「細すぎず長すぎず」ちょうど良いと思います。